こちらでは、1994年から制作された「オペラ座の怪人」小説を公開しています。
全シリーズは15話以上になります。かなりな長編から短編までありますので、
少しづつアップしてゆきます。気長におつきあいください。(数字は制作年)



                                                           

よろしければこちらをどうぞ。ndiraのオリジナルな世界の人物紹介です。

以下は作品と、短いですがイントロダクション。お好みのところをクリックしてください。

マークの意味は
 ほのぼの小説       コメディ小説      シリアス小説


  長編            中編           短編




 


参考になれば幸いです。

まぼろしの日々 1994年

indiraの一作目。天使アイラはオペラ座の怪人エリックが愛を捧げるクリスティーヌとすり替わった。目的は一つ。エリックを幸せにすること。無償の愛が怪人の心を少しづつ幸福で満たしてゆく。しかし、彼女でも救えない悲劇が待っていた。

共犯者 1995年

常に怪人の手足となるマダム・ジリー。なぜ人々から忌み嫌われる怪人の共犯者になったのか、indira流に解釈してみました。

日曜日に 〜アンジェリーナ〜 1995年

「まぼろしの日々」の続編。悪意は無いのにエリックを窮地に陥れる美少女アンジェリーナとの出会いのお話。おかげでエリックが望む「心穏やかな日々」は遙か彼方へ・・・。

妖精の森 1995年

ひとりぼっちのアンジェリーナを慰めようと、エリックは二人で森へ出かける。妖精がいるという井戸を見つけるが、二人とも落っこちてしまう。必死にはい上がろうとするが、エリックは傷を負い、閉じこめられる。その時、かつて彼を支配していた『闇』がアンジェリーナを殺せと囁く・・・。

だからファントムはメグが苦手 1994年

そういえば、エリックってメグには悪さをしないなぁという素朴な疑問から、(エリックはフェミニストではないとして)できあがった小説。
ネズミに可愛い鼻をかじられたメグは、ブチ切れた。母親の綿密な計画の元、『オペラ座のネズミ撲滅作戦』が決行される。しかし、地下にいるのはネズミの他にオペラ座の怪人も住んでいたのだった。エリックの恐怖の一夜が始まる。

求む、ペンフレンド1994年

上と同じく、レイエさんって意地悪されないなぁという疑問の元、妄想した作品。若くして妻を亡くし、7人の子供を育てるレイエは、友人の医者から「何でもいいから息抜きしろ」と勧められ、音楽の才能にあふれる淑女『エリス』と文通を始める。彼女の優しさに押さえよう無く恋心を抱くレイエ。そのころオペラ座には『怪人』と呼ばれる人物が人々を震え上がらせていた。そんなことは気にもせず、『エリス』をオペラ座に招待したレイエは、愛を告白しようとするが、そこにはとんでもない人物が待っていた。
地獄に堕ちてもいい? 1996年 「妖精の森」の続編。井戸に落ちて、腰を痛めてしまったエリック。回復したと思ったらアンドレさんのおかげですねてしまってベッドから出てこない。仕事の締め切りがせまり、クリスティーヌは一計を案じるが、果たして。
オペラ座の怪談 1998年 アンジェリーナが病気!この知らせを受けて、エリックとクリスティーヌは慌てて見舞いに訪れた。幸い少女は元気になりつつあったが、怪人はある『みやげ』をもらう羽目になる。そのころ、パリの暗黒街の首領といわれるコルレオーネ伯爵が孫のためにオペラの上演を依頼してきた。張り切って準備に取りかかるエリックと出演者たちだったが、公演間際、アンジェリーナの『みやげ』が彼らを襲う!無惨に腫れ上がる頬!さながらお化け屋敷!公演中止は避けられない!だが、やめたら仕返しが怖いっ。というわけで、レイエは一計を案じる。
オペラ座セクハラ騒動 1998年 夏のパリは、バカンスの季節。それなのにエリックは仕事をしている。八つ当たりで居残りをさせられている支配人は、腹も立つけどエリックに頭が上がらない。そのうえ今年のパリは猛暑×猛暑で、頭も体も茹で上がっている。ところが、低血圧低体温のエリックにはことさら暑さがこたえる。しかし、見栄っ張りな怪人は、仕事はできあがっていると嘘をついてしまう。それがばれたとき、支配人は復讐の代わりに、『身も心も冷え冷え』になる方法を思いついた。
このパリで唯一冷たい物、それは・・・。
ダイアモンド・ダスト 1999年 アンジェリーナはエリックに亡き父の思い出を語る。短くも幸せだった父との時間。しかし、彼女は自分を『忌み』だと言った。泣きながら何度も言った。エリックにはその姿が自分の幼い頃を思い出させてたまらない気持ちにさせる。アンジェリーナの辛い過去、それを少しでも慰めようとする怪人の心暖かな話。
ルカ様の想い出 1999年 天使アイラがまだ小さかった頃、いつも彼女を守り、導く大天使ルカがそばにいた。だが、大天使はその優しさ故に身を滅ぼすことになる。「まぼろしの日々」「地獄に堕ちてもいい」に登場するカイル・アベルとの関係が明らかになるストーリー。
ごはんを一緒に 2000年 いつもならクリスティーヌと二人で食事をするのに、今日は彼女がいない。一人で家に帰る気分にもなれなくて、街を彷徨う怪人。でも、家では素敵なプレゼントが彼を待っていた。
オペラ座に来た変人もしくはロシュフォールさんの恋人 2000年 「オペラ座の怪談」で登場したロシュフォールさんの恋人が家出した。しかも保護された先が大嫌いなエリックの部屋!その上、彼をつけねらう暗殺団が怪人を巻き込んだから、さらに事態は複雑に!
古書〜世界をあなたに〜 
2001年
エリックは作曲のため、ある古びた本を手に入れた。あまりの汚さに、最初は怒りを隠さなかったエリックだったが、読み進むうち、これまで気が付かなかった大切な事を知る。
国語の時間 2001年 父性愛に目覚めたのか、エリックはアンジェリーナに漢字を教えている。だが、素直に済まないのが彼の災難の始まり。
ぐつぐつのよる 2001年 寒い夜は鍋物に限るというわけで、クリスティーヌが鍋を作った、しかし、彼女は味オンチ。参加者が様々な味付けを提案するが、どれもこれも的はずれ。
凍える河 2001年 『自分以外を信じなければ、いい。今まで通りに』無意識の牛にこぼれ出た言葉がクリスティーヌを打ちのめした。
全ては、彼女が連れてきた、「田舎者の作曲家志願の若者」が発端だった。
カフェにて 2001年 今日はエリックとクリスティーヌの初めてのデート!いそいそとカフェに行ったが、そこにアンジェリーナとダロガが現れる。果たして無事にデートは終わるのか?
ヴェネチアン・ナイト 2001年 ヴェネチア4部作の一作目。ダロガの悲恋物語。
夕闇にまぎれて 2001年
その知らせは3羽の伝書鳩、5頭の駿馬、7艇の軍船を使って届けられた。ナーディル・カーンが宮廷に駆けつけたとき、王の部屋は死の気配が充満していた。しかし、彼を出迎えたのはスリッパの一撃だった。(しかもオカワリ有)。ナーディルと彼の養い子アウレア陛下の切なく、はかない一日の物語。
男は生涯に一度忘れられない人に逢う                           2002年 ヴェネチアシリーズ2作目。ダロガと別れて数年後、アナベラは名前を偽って、ヴェネチア総督、ヴェンドラミンに近づく。
私の名前をくれたひと 1999年 『エリック』という名は自分がつけたと、怪人はいった。寂しそうに悔しそうに。だが、それはクリスティーヌにとって誰よりも愛しい名だった。
お茶々さま  2001年 コルレオーネ伯爵邸で百年を過ごし、養育係を務めるガラパコスゾウガメとヴィットーリォ公爵の伝書鷹・お茶々さまとのラブストーリー。

                                               

j