F650 ウォーターポンプ修理 2015年2月追記します・・・

コレはBMWF650の弱点で有るポンプの修理を筆者がした物で、その記録を画像と共に簡単に解説しました。

全くメカニックの経験が無い方には進めませんが多少の知識が有れば難しい物では有りません、ただし真似をして

トラブルを大きくしても全く責任は取れませんから自分で修理をされる方は、自己責任で・・・

事の起こりはGW前にツーリングを控えて点検していて気付いた物です、その為GWの予定は全てパーに成りました。

またパーツもGWを挟んだためディーラーが休みだったり、色々とアリ5月一杯掛かりました(このバイクは走行2万キロくらいで、

96年式の物ですが)思っていたよりも早くトラブルが起きました。

最初に冷却水、オイルを全て抜いてから作業を始めます、その後セルモーターチェンジペダルなど外さないと最初の画像に行くまで取り外す物やしないと行けないことも色々あります。


コレがポンプカバーを外した状態です、中にはプラスティックか何かのインベラが有ります(コレを見て笑ってしまいました)最も届いたパーツで解っていたのですが、材質に・・・もっともそのほかにも驚く材質の物が有りもっと驚きます。



こちらはクラッチケースを外したところですが、ココまでにはチェンジペダルやセルモーターの取り外しが入ります(セルモーターはボルト外しただけですが)なおケース側の画像は有りません・・・



もはや取り外した後ですがココニオイルシールと冷却水のシールが入ります、穴が見えているのが本来シールが駄目になった時に漏れた水などが外に出る構造です(実際はシールが密着してエンジン内に入ります)本当ならカラーでも作って入れれば良いのですが時間の関係で今回は省略・・・



コレはクランクケースとシャフトでこのようにノックピンで留めています上の画像の所にシールを圧入(実際は簡単に入ります)シャフトの先端に見えるのはその時に使ったグリス(名前忘れたが特殊な物普通はシリコングリス使います)コレにギヤを付けて組みます。



クランクケースを組んで居る所です、新しいインベラの色が違います(材質は似たような物でした)


同じ画像と思ってください。



こんな感じに成ります。



その後ポンプカバーを取り付けて、ホースを付けるのですが元々付いているホースバンドが気に入らないのでホームセンターで代わりを見つけてきました(増し締め出来る物に)



コレが取り外したシャフト、インベラ、シールです、シールが3個なのは大きい物がチェンジのシャフトに付いている物で、後がオイルと冷却水ドライバーで指し示して居るのがシールによって付いた傷、この程度ならどうにでも成るのですが、どうせキットアッセンに含まれていてバラバラに出ません、次回はシールだけ探してこようと考えていましたがその前に友人にバイクを売却しました、その2年後には再び私の愛車として返ってくるのです。

この程度の作業で修理は出来ます、後はオイルを規定量入れて冷却水を入れてしばらくエンジン回してからオイルエレメント、オイルをサイド変えます(エンジン内に残っている冷却水を抜くため)

その後様子を見ながら走行して修理を完了しました(もし冷却水が残っていればオイルが変質、どうなるかは説明しずらいため省きます)修理を出来る人なら解るはず。

なおパーツの名前などは基本的に忘れて居るためお許しを・・・・


画像に関してはガレージ内で携帯で撮影しているので写りが悪いです、最後の2枚は私が撮影したのですがそれ以外は娘に依頼したので・・・・だいたいの感じは解ると思います。
もっともこの程度で解らない方ならディーラーなどに依頼した方が良いでしょう。

ウォーターポンプのその後
上記の修理から数年、走行は3万キロ程度で今度は微量のオイル漏れを発見しました。



もちろん前回修理時にシールの位置に非常に気を使い穴の本来の目的が達せられるように成っていたことも確認できたわけですが私としてはがっかり(以外と早いシールの劣化に)今回は車検も近いし本格的な修理は後回しにして追う杞憂しょちをすることに決定(人には勧められることではないです)決して真似しないことリスクが高いから・・・・

私がしたことは以前の古いシールを保管していますからそれを持って地元の機械関係のシール専門店に持ち込みしました、しかし、国産のシール規格に無い製品で大きさ的には使用可能だが厚みが1ミリ厚い物しか有りません(もちろん冷却水やオイルの抜ける穴を塞いでしまうなら使用可能です(私は応急処置として使用)
自宅で分解するときにケースのパッキンなどは一切変える気が無いので気を付けて破らないようにして分解、その後シャフトには上の画像の(画像は前回の物)傷があることも確認。

その後傷を消して(具体的なことは敢えて書きません)手に入れた国産の厚みが1ミリ厚い物を使用してケースを締めてオイルや冷却水を入れて試運転(ただし漏れる穴を塞いでいるため確認はエンジンオイルに冷却水が混入しないかオイルの状態で確認するだけ、もちろん冷却水の微量の減りも無いか注意しながら)
こんなことを試すのも車検時に他にも色々と劣化したパーツを交換を考えて居るためですし毎日のこの暑さで早くても8月以降の整備や車検を考えていますから残車検の期間だけ持てばOKの考えからです。

バッテリーの1サイズ大きいものでMF使用したりするのは出先でトラブルを起こしたときにすぐに近所のホームセンターでも手にはいるように考えているからでウォーターポンプのシールが出先で駄目になるとは思いませんが出来ることがあると知っていれば役に立つこともあるだろうと記事を追加しました(もちろんシャフトの傷くらいは消すことを出来るくらいの知識は必要です、ですから敢えて方法は書きませんでした)もし出先で同じような自体に成ればウォーターポンプのシールを国産シールで代用して帰ることは出来ますから(その後きちんと修理すること前提)知識として知っていても損は無いと思います。

ホームページに書くほどではないと思うバッテリーの事もブログに記事にしています、又友人の国産バイクを修理したりもしていますから他にも記事はあります(多くは暇つぶしのねた的なものです)同じ開放式のバッテリーを搭載しているF6に乗っている人ならバッテリーに関しては興味があるかも(でも値段はホームセンター物も純正の6〜7割しますから安くは無いです、液の補充や確認から解放されるけど)もちろん私はどこでも即日手に入れるものと言うことが理由です。

2015年2月追記
以前のポンプ交換から3万キロ程度(年数失念)経過時点で再びお漏らし発見(今回はオイルでした)すぐに純正パーツは手に入らないししばらく寝かせる予定でしたから間に合わせで国産シールを探しました、もちろん統一規格物でないため国産では厚みが1ミリ程度厚い物しかありません・・・
しかし、それでも外形などは使用できる気がして購入して自宅で分解その後シャフトの傷をとり(取り方はあえて書きません)シリコングリスを塗って(パッキンなども再使用)破れないようにケースを外すのが難しいですが何とかできました、組み付けてLLCやオイルを入れて試運転しましたが大丈夫でした。
その後半年程度経過後車検切れと同時にガソリンなどをすべて抜いてフロート充電器につないでガレージ保管(もちろんシートなど使用しません)

1年8ヶ月手度経過してパーツの注文(ウォータポンプやシールなど)水回りの物一式ですから今回は純正のバンドを使用する気がないため代わりに国産の車などのラジエターホースの固定に使用している物を6個手に入れました、その時に気軽に水道用の物を一度目に使用して失敗買い直す羽目になりました。
もっとも1000円程度の物ですが実際にはそれに併せて作業もしているわけで二度手間に、その後は年を入れてシールを使用して組み付けました、おそらく私がもう一度整備することはこの部分にはないと思いますから、ついでにハブダンパーなども交換していよいよ明日は私の最後のユーザー車検です(理由は手間と陸運事務所の移転があるため)5万キロを超えたばかりですが後どれくらい走り回るか私も今のところわかりませんが記事を見てくださる人のために少しでも参考になると思えば書き込みします。

なお、記事にするまでもないと思ったらブログでこそっと書き込みしていたりしますから興味があればスッポンの記事と併せてみてください。
今回はビデオ撮影するつもりでしたがビデオのバッテリーを充電しただけで煩わしくなって一切撮影していません・・・
長期間保管していたバイクのエンジンはセルを数秒回しただけであっけなく指導成功しています(それなりに準備して保管していたのがよかった)


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                                                   管理人 白馬のマイク


記事の内容については気軽に真似をしてトラブルを招く可能性があるため決して他の方に勧めることはしませんあくまで参考程度にしてください。
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