レギュレターとインシュレーターのトラブル



この二つのトラブルはほぼ同時に経験しました、走行が3万キロを少し越えた当たりでインシュレーターがトラブルを起こしてその修理が完了の翌日にレギュレターがパンクしたのです。
画像がほとんど無いためにブログに記事として有るのですが埋もれてしまい見つけるのに苦労する可能性が有るため、少しでも見つけやすいようにこちらにアップすることにしました。


まずインシュレーターがトラブルを起こしたのは通勤に乗っていったときの帰りにいきなり5000回転くらいでパンパンとマフラーから異常な音が出て(アフターファイヤではなくミスファイヤの感じです)回転を落とせば普通に走れるのですが、実際にF6乗っていると解りますが単気筒でも3000回転以下は使えない性格ですから実質2000回転弱の範囲内だけで走ることになります。

一般道路ですから十分ですが何時にもまして乗りにくくかえって早速インシュレーターをチェックしたら(目視と指で触り)完全にひび割れており弾力が新品と比べても明らかに違いました。


その修理の時に取り外した物がこれです、今ではこれしか画像が無いために後は作業などは想像してください、多少の記憶違いも有るかも知れませんその点は了承してください。

まずシート、タンクカバー周りをすべて取り外してタンクをおろします(ガソリンが少ないと楽です)その後バッテリー周りを取り外してエヤークリーナーケースを上下に分割して、フェンダーとの取り付けを外せば何とか無理矢理(知恵の輪状態)で問題のインシュレーターを取り外すことが出来ます(この画像の真ん中にボルト穴が有りますが、其処に工具が上手く掛からないし、エヤークリーナーケースを外さないと取り外せない為です。

ここまで来れば新品パーツとの取り替えは問題なくできますが、その前に古くなったガソリンのホースをこの時に交換します(これもキャブとキャブの間の狭いところなのでやりにくい場所です(単気筒でツインキャブは嫌になるかも)もちろんホースだけの交換だと・・・

その後エヤークリーナーケース元に戻そうと難儀をするが無理でした、結果的にフェンダーずらしていたけど邪魔なので取り外しリヤのキャリヤやマフラーまで外しました(最初から外せば良かった)もちろんキャリヤ等は取り外さなくても出来ますが、マニュアルなど持ってないのでフェンダーが取れないと判断したのですがこれは失敗しました。

マフラーとフェンダーを外せば良いだけ、もちろんそれに点いている補記類も含めて、こうなればあっさりとエヤークリーナーのケースもキャブとドッキング、後は外したパーツを順序よく元通りに組み上げて行けば終わりです。

そのときに掛かったすべての時間は4〜5時間掛かりました、苦労するとは聞いていたけどこれほどとは思わなかったけど次回は半分の時間でする自信は有ります、もっとも私のガレージでは狭いためにパーツの置き場に苦労するので無理ですが(その為時間も掛かります)

組み上げてエンジン始動・・・ばっちりで2次エヤーなどの吸い込みも感じられませんでした。
明日は通勤に乗れると喜んで居たのも一晩でした。



ここからはレギュレターのトラブル、先日の作業で直ったバイクは朝の通勤時には気持ちよい加速と排気音で(ノーマルです)走りました、仕事が終わり帰りに事務所から200メートル程度の所で鎖と鍵をします、そのときにシートの後ろから煙がうっすらと・・・・ギャーーーー

レギュレーターがパンクした瞬間です、この後は取りあえず乗って帰るしかないので無理しないように(火が出ないことを祈り)帰りましたが、火が一番怖かったです、シートの下で出たら対処のしようが無いのし、ハーレーなど古いタイプは火が出ることも有ると聞いていたし初めての経験で・・・

結果的には火は大丈夫でしたが走行中に最初は5000回転くらいでミスファイヤしていたのが少しづつ変わり3000回転くらいでもミスファイヤが出だした頃にやっと帰宅、多分ミスファイヤの原因は直流回路に交流の大電流が流れかけて不調に成る物と思います、確認はしませんでしたが多分17〜8Vもしくはそれ以上かも知れないが出ていたはずです(運が悪いとイグナイターまで駄目に成ると聞きましたから)

すぐにパーツの注文してレギュレターはずして確認したら裏のオイルを封入しているところが見事に割れて(半分溶けたように)ですから、フェンダーに流れたオイルも焼けこげたにおいがしていた。

もちろんパーツクリーナーなどで綺麗に掃除してその日は終わり・・・

後日パーツが届いたので溶けているコネクターが無いかと無線機屋(パーツ)を探して純正と同じパーツを揃え配線もきっちりと治して修理完了、電圧測定の結果は少し高めですが正常値の打ちかな(15.3Vとちょっと高い)なお、バッテリーは2週間後には鉛の固まりと成りました(電圧0Vに近かった)痛い出費でした、もちろんディーラーなら工賃もさらに掛かります。



是がレギュレターの画像ですが、一度パンクしたので色々と悩んでパソコンから取り外したファン(12V物で消費電力も小さい)を市販のステーを使いレギュレターとシートの間に収まるように取り付け、結果的にはレギュレターの放熱板に多少ながら風を流すことで今までと温度は全く違う物に成りました、なお、電源はリレーを介してキーオンで回転します。
もちろん耐久性が何所まで長くなったかなどこちらについては今の所正常に作動しているのと、今まで2年おきに新品交換したバッテリーが現在オーディオなどの使用をしながら3年立ちました、そろそろ寿命に近くなっていますが・・・近いうちに新品を手に入れる前にバッテリーも再生に挑戦しようともくろんでいます(昔ながらの方法で)もちろん是は失敗覚悟で幼い頃の記憶を便りに行うつもり、あくまでつもりですが。

後日談・・・
その後4年使用してバッテリーもそろそろ弱った来たと感じたので昨年の10月くらいに(平成23年)バッテリーを取り外し昔の再生方法に挑戦しました、詳しいことは書きませんが気になる方はブログに簡単に記事にしていますから探してみてください(画像などは真似を避けるため有りません)又古い希硫酸の処理なども含めて知識がないとトラブルの元なので話の種程度にしてください。

しかし、現実は昨年の夏からエンジン始動は2〜3回していますが仕事の事で色々と有りバイクに乗る気に一切ならなくてジョグもFも全く乗っていません、もちろんバッテリーは接続した状態で偶に補充電する程度で流石に12月に成り心配なのでホームセンターで安物のフロート充電器を買ってきて常に繋ぎっぱなしで放置しています。
今日(3月24日)そろそろ乗りたくなってきて久しぶりにバッテリーのチェックをしてみましたが今のところ大丈夫みたいです、今年の用に冬になって一度も乗らないことは滅多になく殆ど夏よりも冬の方が良く乗っているのですが・・・どちらにしてもこのバッテリーは今年の秋まで持てば交換するつもりで居ます(私の興味心を満たしてくれたので)なお、私のバイクのバッテリーは比較的酷使されていると思います(乗らないときは時計などのバックアップも有るし乗っているときはオーディオなど電機系はかなり取り付けしていますから)


このバッテリーは結果的に1年間の延命をしましたがその後ホームセンター物の1サイズ大きいMFを使用しています、取り替えたきっかけは電圧計で常に走行しながら確認しているのですがセルを回すのには十分な電力はあるがあまりにも充電時間が減ってきて無理したら再びレギュレターに負荷を掛けすぎて(充電して余った電力は熱として放出するため)パンクすると考えたからです。
同じ新品のバッテリーにするなら即日手に入るバッテリーでMFにしたかったと言うのが本音ですからホームセンター物でも意外と高価で純正の6〜7割の値段はしますが友人が国産バイクで何度か使用しているためネット購入は考えませんでした(もちろん友人のバイクも開放式搭載車でMFを搭載しています)


おまけ
今まで小型のビデオ搭載して車載動画撮影していましたが最近安いドライブレコーダー(常時録画タイプ)を取り付けたのでそのテストを早くしたいと考えています、もちろんこれもテストでき次第動画として見れるようにしたいと思います。


フロントフォークシール交換


こちらもこの画像しか有りません、構造的に国産と同じですから多少のこつと工具は入りますが知識さえあれば出来ます、もっとも私は撮影と手伝いとして友人にお願いしましたが色々としていたら画像のことなど忘れていました。

今までにフォークオイルは3回ほど交換していますがやはり今回も真っ黒に成っていました、もっとも他にとんでもないことを発見するのですが・・・・有るバーツのサイズ違いが新車から使われていた可能性が非常に高い(もちろん旋盤など無いですから工具屋で間に合わせを作りました)カラー一枚なんですけどね(大変重要なんです)是に付いてもその後の調査するも原因は断定できませんでした。

私としてはこのオーバーホール前に左右の素早い切り返しなどを行ったときにフロントがどこか飛んでいくような違和感を感じていました、しかし、バイクを手に入れて数年その様な事実に気が付いたこともないために現在までに何度か整備を依頼していた中で何らかのパーツと間違えて組み込まれた可能性も有ります(左右共に)したがってこれ以降は全ての整備を自己流ですがしています(そんな大げさなことはしてないけど)
今の心配はアウトプットシャフトのスプラインが無くなったら修理の場所が必要になるので悩んでいます(いずれ必要になると思う)何せガレージは狭い。



上記の内容も参考程度に又画像などの許可のない使用は一切禁止します、又自分で作業する場合は自己責任で行ってください、当方は一切の責任は取れません。