経営健全化方針に基づく取り組み状況(令和元年度)



〇 法人名
岩国柱島海運株式会社
〇経営健全化方針を策定した理由
・平成29年9月30日時点において債務超過額が14,443,739円発生していたため、策定したもの
〇財政的リスクの状況
(単位:千円)
平成29年度決算 平成30年度決算 令和元年度決算
債務超過額 14,443,739 27,261,814 20,999,739

〇主な取組状況
【法人自らによる経営健全化のための具体的な対応】
・登山道の整備や「柱島群島みどころマップ」の配布、Facebookを活用したPRを行うなどレジャー客誘致のための施策を実施。また令和元年度は突発的な修繕が行われなかったため修繕費が減額し、根本的な解決に至らないが、収支については改善した。
【地方公共団体による財政的なリスクへの対処のための対応】
・国及び山口県が補助金交付額を確定するために実施している監査及び経営の評価の際は市として同席するとともに、岩国柱島海運株式会社の株主総会及び取締役会において経営状況の確認及び評価を行ったうえで、地方自治法に基づく市議会への経営状況報告を行った。
・市教育委員会の主催により、柱島体験教室を開催している。
・地域おこし協力隊を柱島に派遣し、柱島群島の地域おこしを支援し、島の魅力を発信している。


〇法人の財務状況
(貸借対照表から)
項目 平成29年度決算 平成30年度決算 令和元年度決算
資産合計 8,136,194 7,095,300 8,949,847
Ⅰ流動資産 5,651,498 6,349,889 8,949,846
Ⅱ固定資産 2,484,696 745,411 1
負債合計 8,136,194 7,095,300 31,619,433
Ⅰ流動負債 19,499,933 34,357,114 22,669,586
Ⅱ固定負債 3,080,000 0 29,949,586
資本 -14,443,739 -27,261,814 -20,999,739
資本金 10,000,000 10,000,000 10,000,000
前期繰越損益 -19,589,425 -24,443,739 -37,261,814
当期純利益 -4,854,314 -12,818,075 6,262,075
(損益計算書から)
項目 平成29年度決算 平成30年度決算 令和元年度決算
 経常収益 40,160,138 35,192,984 36,152,429
 経常費用 73,494,384 81,345,305 75,728,066
 経常損益 -33,334,246 -46,152,321 -39,575,637
 特別損益 28,479,932 33,334,246 45,837,712
 当期純損益 -4,854,314 -12,818,075 6,262,075