私の中で、DQ3に匹敵する神作と崇める「サンサーラ・ナーガ2」。

輪廻転生の壮大な物語なのです。





巨大な柱シュメールを軸に、8層の大地が重なる「カーラチャクラ」という階層世界。
そこは竜と人とが共存する世界であった。
竜使いは「ギルド」に属し、「竜使いの称号」を与えられ、人々に畏怖と敬意をもって迎えられた。

全8階層の最も下にあり、世界の屋台骨とも言われる「ブールローカ」。
ある日、竜の卵を抱いた赤ん坊(=主人公)が、ここを管理するギルドの総本山であり、
竜使いの養成所であるところの「龍苑」の前に捨てられていた。

主人公は成長していったが、抱いていた卵は一向に孵る気配がなかった。
主人公はそれでも卵を抱きつづけた。
人々は面白がって主人公をからかった。


アムリタという少女がいた。
彼女は竜と人との存在について悩んでいた。
彼女は少年の孵らない卵にも理解を示し、主人公は彼女と心を通じあわせた。

10年後、アムリタは龍苑の倉庫に火をつけ彼女の竜とともに逃亡した。
孵ることのなかった主人公の卵が孵ったのはその直後であった。
龍苑の長老は、主人公に竜使いの免許を与え、裏切り者=アムリタを追うように命じた。
主人公はアムリタの行動の真実を知るために、自らの意志で旅立った。





こんな深い物語、私は今まで出会ったことがありません。

色褪せることのない、本当に素晴らしい作品です。



が。


めちゃくちゃゲームシステムが面倒です。
途中何度もデータが消えたけど、それでも最後まで行きました。

EDを迎えたとき、世界の全てが解るのです。



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