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令和7(2025)年 7月1日  第5-264号 総合型地域スポーツクラ

totoカラー横縮小会報「ふ み あ と」夏号
 

うわじまアウトドアスポーツクラブ
宇和島山岳会 通信(会報)
           編 集 宇和島市野川甲1270-12  西田六助  FAX 23-2527

 

   クラブ用 URLhttp://ww4.et.tiki.ne.jp/~nis6 

    事務局 宇和島市中沢町1-5-24 豊田徳典 п@0895- 22-8368 

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主な内容 -1-2 はページNO

*-2-行事予定  *-3-月例会記録 *-4-連絡・*-5-行事記録  *-6-報告 @ A会員情報・
11-ニュース:熱中症 隠地が成  *12-ひとりごと

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 





 

  ≪沢歩き・沢遊び 滑床渓谷にて≫ 写真:藤岡


1 山行・行事等の計画  

(1)山行・行事計画 (令和7年 7月・8月・9月) *印 主催  

 7月8日(火)例会 宇和島市スポーツ交流センター会議室

7月20日(日)国スポ四国ブロック大会 石鎚クライミングパークSAIJO

7月12日(土)、26日(土)クライミング教室 大洲青少年交流の家

7月27日(日)第8回大亀カップ チーム戦 石鎚クライミングパークSAIJO

8月3日(日)移動ボード 愛南町深浦公民館

8月4日(月)山高神社祭礼 権現山頂上祭は諸事情により本年に限り中止

   10時〜12時 薬師谷集会所で神事 餅巻き

8月1日(月)山の日 石鎚山系 瓶ヶ森 ?

8月 3日(日)、17日(日)クライミング教室 大洲青少年交流の家

8月16日(土)滑床沢歩き 鹿のコル〜奥千畳〜二の俣〜熊のコル ?

8月      四国ジュニアカップ ?

9月 6(土)、14(日)、28(日)クライミング教室 大洲青少年交流の家

 

宇和島スポーツ交流センター

  土曜日 水曜日(夜間) ジュニアクライミング教室

  毎週日曜日  午後  クライミング教室・・

  上記以外に 個人的な山行などあります。

会員関係

入会者 4月 鶴井 香二(55)大洲市  勤務先:大洲市広域消防事務組合 

退会者 4月 木山 一成(71) 今治市  

入会者 5月 三好宣洋 昭和53年生まれ 宇和島市薬師谷

 

(2)例会 《令和7度 開催予告》

期日令和7年 7月 8日(火)19:30〜  

場所: 宇和島市スポーツ交流センター会議室・・行事・山行報告など

注: 新しい年度で、役員改選、新年度行事など、会員の皆さんはぜひご参加くだ

さい。 愛媛県広域スポーツセンターより2名の方が参加します。四国 

 ※ 次回は 10月7日(火) 1月6日(火)

2 会 議 総会・例会 抜粋

主な変更事項

 主な役員の改選   代表制から会長制に

  西田代表から橋本会長に交代しました。

 例会を年4回に・・会報の発行改正 当分の間、西田が担当します。

期 日 令和7年 4月 8() 19:30〜21:00

場 所 宇和島市スポーツ交流センター  司会進行 (豊田  記録(   )

 参加者 豊田 橋本 西村 前田 島田 毛利 中島 河野 城戸 上杉 鶴井 

藤岡 西田 菅野(県広域)  他1  15 

 

 @ 代表挨拶 (西田) 

 報告事項 令和6年度

 ◇ 山行・クライミング・行事等 実施報告(概要)別紙   西田より

 ◇ 会計(上杉・毛利)別紙  ◇  監査報告(藤岡・島田) 

◇ 県岳連その他の報告・・・(豊田 他 ) なし

3 議案事項 他

(1)令和7〜令和8年度 役員改選と組織(案)

     代 表   橋本 暁 

副代表   島田重徳     西村泰徳         島田

リーダーL (登山)  多田寛生  ・ (クライミング)  毛利正光 

   事務局長 豊田徳典    

  *会計 上杉瑞穂(一般)  毛利正光(クライミング) 

  *監査  藤岡啓子(一般)  (クライミング) 島田重徳   

 顧問   西田 六助  

 日本スポーツ協会・県スポーツ協会など窓口・・( 代表 橋本 )

  * 広域スポーツセンター:総合型スポーツクラブ関連   橋本

* 宇和島市スポーツ協会関係  (毛利) 

2)旧役員・新役員 挨拶    西田に続いて橋本

 (3)次年度 計画・予算など ・・・別紙 

    計画書・日程表・予算書・市スポーツ協会(登録申請書他)・・・別紙による

    例会を3か月に1回  4月、7月、10月、1月の年4回

例会報告 時間の都合で審議できませんでした。連絡のみ 

1 行事・ 山行・クライミング 報告       会報「ふみあと」4月 参照

(1)クライミング 橋本 大洲青少年交流の家 クライミング教室 今年度分

(2)登山  ・・・  

2 クラブ関連 企画・予定など

(1)クライミング関連 

@ クライミング部 

  移動ボルタリング  4/20(日)1日のみ 津島町山本牧場

  大洲青少年交流の家 クライミング教室 4月5日(土)、 5月17日(土)

(2)登山部  

   4月29日(火)昭和の日 シャクナゲ山行   コース・時程

   5月18日(日)つつじ山行

(3)その他  

 @ 大早津の現状

A 鬼が城山系トレイル関連 4/13(日)  山岳会より立哨に6名

B スポーツ安全保険・・総合型クラブとして加入すると他の種目も該当します。

 岳連・県関係  

  広域スポーツセンター リフレットの確認  裏面

 

次回は例会 令和7年 7月 8日(火)19:30〜 

場所:スポーツ交流センター 会議室・・ 

 

3.連絡・紹介 【お知らせ】

(1)【明浜町大早津鉱山跡地クライミング場の利用再開について】

                         西予市より、次の通り連絡がありましたので共有いたします。

大早津鉱山跡地をご利用いただいている皆様へ

 日頃より明浜町大早津鉱山跡地を利用してい

ただき、ありがとうございます。

 この度、利用上の注意事項で定めております

ルート開設の禁止を一部の利用者が行った事実

を確認し、現況復旧の間、一時利用を中止させて

いただいおりました。先日、現況復旧が確認でき

ましたので、大早津岩場の利用(6月〜9月までは

閉鎖)を再開させていただきます。




 

 

(2)豊田ジム関連・・ライン・クラブ連絡より

 昨晩、ジムに行くと電機は点けっぱなし,菓子復路のゴミが散らかっていて、

たばこの吸い殻もあって、箱が焦げていました。

 後日、階段横にある緑色のネット部分から親友されていることが確認されました。

そのため、これから暑くなりますが、木のボードは下げて固定しています。

 お菓子、タバコから考えると中学生ぐらいかなと。あとWALKMANも無く

なっていました。火災の危険がありますので、仕事の帰りに寄れるときは寄ってみます。

※ 最近になってこのような不法侵入が目立ってきたように思えます。

できるだけ足を運んで、気を付けていただければと思います。 西田

 

【山行・行事】等 予報  【クラブ関連】

(1) クライミング教室の開催 (大洲) 

会 場:国立大洲青少年交流の家 クライミング会場(体育館東側)

「国立大洲青少年交流の家」のご協力をいただき、その施設を使用しての教室です。

 対 象:子どもから成人まで 一般対象  

開催予定日:令和7年度  

7月〜11月、スポーツ振興会による「地域スポーツ普及事業」

[7月12日(土)7月26日(土) 8月3日(日)8月17日(日)

9月6日(土)9月14日(日) 9月28日(日)10月12日(日)

11月9日(日) 11月23日(日)] 

10月は交流の家の関係で開催時間など変更になる可能性あり。

12月〜3月は寒さが厳しいので宇和島で実施します。 

宇和島スポーツ交流センターでの教室 施設利用券は受付で購入ください。

13時〜17時 クライミングホール

12月7日(日) 1月18日(日) 2月15日(日) 3月29日(日)

注:日程及び時程の変更がありますので下記へ確認ください。雨天のときは中止。 

日 程: 09:50受付   10:00準備体操   10:20〜体験教室12:30 片付け  

13:00 閉会・・・その時の状況により変更あり。

連絡先・藤岡 啓子 07037703128  メール mt.pippi0926@icloud.com

 指導者:山岳会会員 馬越英司 多田 藤岡  他

 携行品等 運動(クライミング)のできる服装 シューズは会場にもあり〕

大洲青少年交流の家 電話 0893-24-5175  Eメール:ozu-hp@niye.go.jp+

宇和島スポーツ交流センターでの教室

 施設使用料が必要です。受付でお願いします。

  詳細はネットで宇和島スポーツ交流センターを検索していただくとありがたい。

 

行事・山行記録

 4月8日(火)総会・例会 スポーツ交流センター会議室 15名

4月13日(日)鬼が城山系ピークストレイル 立哨に関係者 6名

/20(日)移動ボルタリング 1日のみ 津島町山本牧場

322   滑床赤崖へ  多田、上杉、岡山、石川、藤岡他3

331   天が森へ  藤岡他1名

43    大早津鉱山跡地へ 多田

47  高縄山、腰折山へ花探索  藤岡、他2

412    大早津鉱山跡地へ 多田、藤岡

429   高月山シャクナゲ山行 多田、西田、西村、佐川、河野、上杉、鶴井、

藤岡、一般の方10人    計18

 5月11日(日)広域スポーツの総会、意見交換会 市町交換会

      愛媛県武道館会議室 橋本 島田 

 5月17日(土)クライミング教室 大洲青少年交流の家 16人

5月27日(水)三間公民館へ 高月山の権現像の現状と善処と1801(享保元)年

元宗地区で後極豊穣を祈願して設置、その啓発をお願いした。西田

        遅くなりましたが、50周年史を届ける。

57 天狗の庭、経由して皿ヶ嶺へ、3人で。

526 3人で筒上山へ

531(今期最終日)、三5好さんからのお誘いで、石川さんと3名で大早津に

101からまた開かれますので、その時にまた来ましょう。と話しました。

/22 県から依頼された植樹祭1年前イベントに、7人で参加致します。

メンバーは、橋本、多田、島田、西村、上杉、石川、藤岡です。

9301530(10時ー15時頃まで)の予定です。

大洲クライミング教室 

45  幼児〜中学生9人、大人11人、会員3人   23

/17 幼児〜中学生5人、大人9人、会員2人  計16名

/8  幼児〜中学生7人、若者、大人13(会員6人含む)、計20

  センター指導員延べ人数 4月 4

 

 

5 行事など 実施報告 

(1)大洲クライミング教室

45 今年度第1回に、4歳、5歳、小学生、中学生、

子供たちが5人と大人9人、14人の参加でした。

新しい方も来られて、ボルダー、クライミング、

ビレー……充実の時間を過ごしました。

 

 

 

 


 

 

 

517 2回クライミング教室(大洲青少年交流の家に

おいて)は、雨で始まりましたが、小雨になり、

その内上がりました。🙌

4歳〜19歳までの5人、一般11(うち会員2人)

16人が、それなりに頑張りました。

 

 

 

 

 






 

 

 

 

68 3回クライミング教室(国立大洲青少年交流の家にて)

開催しました。2歳〜11歳まで7人、若者、大人13(会員6人含む)

20人の参加です。

梅雨入りと言っても、雨も降らず1430まで。登り方をいろいろ

工夫出来る壁なので、挑戦して楽しみました。

 

 

 

 


 


 

(3)滋賀国スポの愛媛県予選

5月25日(日) 今回は松山市のクライミングジム、アッセントレイでの開催でした。

選手、スタッフの皆様お疲れ様でした。代表になった選手は四国ブロック大会に向け頑張ってください。   

参加者・成績

成年女子(3):@谷井菜月 A相原麻菜美 B川端ひな

少年女子(2):@渡邉奏奈 A橋本心愛

オープン女子(2) @藤原羽華  A久米春衣

成年男子(3):@清水裕登 A片岡未来 B大政涼

少年男子(5)@尾崎莉王 A中村颯太 B木下海音 C山内翔太 D藤本志衿

オープン男子(1) @木野本恵輔

 

 

 

 2)622 全国植樹祭1年前イベントのクライミングブースを、

      宇和島山岳会の7名が担当しました。

  参加の親子さん達、ボルダーの後、ロープクライミングに挑戦。

  楽しんで登っておられた様子に、暑さも飛んでいきました。

 

  ※ 全国植樹祭1年前イベントに協力いただいた「皆さん、

       暑い中お疲れさまでした。

   セレモニー終わりの中村知事にもお立ち寄りいただきました。瑞穂

 

 






 

 

 

 

 

(3) 429 高月山へ、シャクナゲ山行に!

昨日の雨と打って変わって良いお天気の中、肝心のシャクナゲ

が咲いていますように!と、祈りつつ歩いて行きましたら、

お見事!蕾も咲き加減も丁度良く、思わずバンザイ🙌 

アケボノツツジも頭上遥かに満開でした。鹿のコル9時出発14時着。18人参加。 藤岡


 

 

 

 




 

 

 

 

 

※ 新緑の雨の後の気持ちのよい山歩きができました。尻割山から肩の尾根と、ここには高木の凛とした

シャクナゲがあり見ごたえがあります。頂上への坂道になるとバイケソウの群落が栽培されたようにあり、

その後方にシャクナゲの花。頂上北側のものは残念ながら花付きは良くありませんでした。

高月山頂上には享和元年(1801年)夏、石の権現像が祀られました。

これは現三間町元宗地区の方々が浄財を出し合って建立したものであって、享保・天保の当時は凶作が続き

五穀豊穣を願ったものでした。これが三角点の近くに三間町方面に向かっていたのですがいつのまにか別の

場所に移されていました。やはり建立された主旨を願い元に戻してほしいなとの思いがあります。 西田

 

6 会員その他の情報

@   621 天狗の森へ、3人で。

雨にも降られず、レッドデータブックに載っている

シコクハンショウヅルを初めて見た花三昧の一日。

清流に棲むブヨにはかないませんでしたが……

 

 

 

 

 






 

 

 

 

47  3人で、高縄山のアワコバイモ、

ヒトリシズカ、腰折山のイヨスミレ、

エヒメアヤメを見に行きました。

おまけに、ヤマシャクヤク(高縄山)

ヒメハギ、タツナミソウも見つけました。

小さな小さな花たちです

 

 

 

57 天狗の庭、経由して皿ヶ嶺へ、3人で。

前日の雨で歩き難いかな?と心配でしたが、花三昧

の一日、初歩きの道もあり、心地良く歩きました。

 

 

 

 

 


 


 

 

7:山岳・ニュース  

(1)愛媛県高校総体 登山 5/316/2   会場 鬼が城山系  愛媛新聞

  参加校と成績

男子 @松山南 95.2 A松山中央 92.2 B松山東73.2

女子 @松山南 95.3 A松山東 56.9

(2)四国高校総体 登山 6/1315 香川県笠形山・五岳山

  男子 @丸亀99.5 A松山南99.4 B高知追手前98.9 C松山中央96.4

    女子 @松山南98.2 A高知追手前87.7 B丸亀97.6 C松山東90.6

 

 

 

(3)「Tシャツ登山ダメ!」富士山五合目に鉄骨ゲート設置

「弾丸登山」抑止へ 7月から人数制限・通行料14000円に 

新ゲート設置で富士山の立入り厳格に・・・HPより

6月13日、富士山5合目の山梨県側登山口に

設置された常設ゲートが披露された。

問題となっている無謀な登山解消の糸口となるのか。

山梨県によると、鉄骨造りのゲートは幅約8m、高さ約3.5m

で設置費用は約1500万円だ。71日からの夏山シーズンでは

午前3時から午後2時までゲートが開き、それ以外は閉鎖する。

また一日の登山者の上限は4000人となり、11回当たり4000円の通行料が必要となる。

開山期間中は警備員が24時間常駐していて、

山小屋を予約している人は時間外でも通行が可能だ。

問題となっているのは夜通し山頂を目指す「弾丸登山」だ。

山梨県が2024年に仮設のゲートを設置したところ、大幅に減少したという。

その一方で、Tシャツやサンダルなど軽装で山頂を目指す登山者が問題視されていた。

 随分と古い事例です。5月の残雪の時期に大学生の子どもと二人で登り、下ってアイゼンを外していると、

事務用のカバンを持ち、スーツ姿で靴は普通の通勤用のもの。「これから頂上に行きたいのだが、行けますか」

とのこと。どう見ても雪山に登る格好でない。「どうぞ登ってください」と言おうとしたが、「先ほどもこの上で

2名が滑落事故を起こしました。非常に危険です。止めてください」と。

こんなに安易な気持ちで登る方が多くあり、その当時から問題になっていました。 西田

 

(4)滑床 隠地が成(おんじがなる)

 参考:松野の郷第3号 1991年発刊 大谷彰氏の隠地が成今昔より

 現在の滑床の「森の国ホテル」「万年荘」のある一帯を古くは「隠地が成」と言っていた。

郭公沢から地獄谷の間、万年荘や駐車場となっている付近が中、郭公沢から上部、水道の浄化

施設のある付近を上、森の国ホテルのある一帯を下隠地が成と。

 滑床では唯一日照に恵まれた平坦地で、隠れて耕作していた土地ということであろう。

隠地が成には鎌倉時代に曽我兄弟とその家来の鬼王団三朗が古鬼ケ城山に砦を築き住んでいたこと。

鳥居岩はその時の城門であった。藤が生には隠田があったとの伝説があります。

 この隠地が成付近の史実に、下流の船岩は、寛文5年(1665)に宇和島・吉田両藩の

領地境界紛争につき、江戸幕府が審判する際に境界起点として船岩を定め、左岸はここより

古鬼が城山、右岸は御祝山の山頂に尾根伝いに結んだ線を境界とする判決をした。この境界は

現在の宇和島市と松野町の境界です。以前にはこの船岩の所に「宇和島市」の道標があったの

ですがいつのころからが無くなっています。

 なお境界紛争で吉田藩は、左岸は立ちの尾根から、右岸は子御祝山(小岩山)を結んだ線を

主張しましたが否定されました。

 また万年橋の袂にある碑は、天保11年(1841)宇和島藩の町家有志が経費を出し

との交易を目指し、宇和島城下から梅が成峠を越え、目黒までの山道を完成させたときのものです。

この道の一部は残っていますが、大部分は不明です。

・・野川から沢沿いに八本松〜(不明)〜梅が成峠〜兜岩〜(不明)〜大階子沢〜横崖・七曲り(現存)

〜万年橋・・ちなみに沢筋の道は明治になって開通されたものです。なお野川から四本松に至る、

現在の道は、伊達家のお墓があり、その上を通ることはまかりならぬということで、明治になってからの新しい道です。

隠地が成には昭和18年頃に、3軒の人家(農家)と畑があり。先ほどの道を下ると、今の万年橋の所に

丸木橋があった。その橋は昭和23年に目黒からの林道工事が延長され木製土橋となり、昭和32年、

万年荘が完成後に現在の橋になった。万年荘は故岡田倉太郎松野町長が発起して建設。四国最初のユースホステルでした。

 

 


(5)熱中症体験記  西田

熱中症と言えば「日射病」を思い浮かべる方が多いと思われますが、他にも症状が出ることがあるので、

私の体験を再度抜粋掲載します。参考になれば幸いです

10数年前になるが、里の畑の草刈りをして、夕方帰宅してしばらくすると、天井が回りだし、

吐き気がひどく、急いで医者に駆け込み、点滴を受けている間に気分が良くなった経験がある。

その医者、首をひねって原因が分からないとのこと、脳に障害があったらいけないということで、

丁度近くが市立病院で、救急車で100mほど運ばれた。

ここでも原因が分からず、明日来てくださいと言われて、再度足を運んで、CTなどの検査をし

たが異常ありませんという。

仕方ない自分で原因を探してみようと熱中症かもしれないと資料などを読んで、その前後のこと

を考えると熱中症のうちの熱疲労であろうということに落ちついた。

汗をいっぱい出しているのに水をあまり欲しくなく飲んでいなかったのです。

それからしばらくして帰宅途中の車の中で異変を感じたので急いで水分の補給をし、ことなしを得た

ことがあった。つい最近まで医者も熱中症についてはこんな程度であり、あまり関心が無かったのかもしれない。

それが最近は毎日のように熱中症によると思われる死者が報道されている。私たちが幼いころは、

扇風機もなく、団扇で扇いで涼をとっていた。家の窓を全て開けて自然の風を入れていた。

それで十分に暑さをしのげたものである。

昨年、子どもが畑仕事で使ったらと言って、扇風機付きの上着(チョッキ)を買ってくれた。

これを着て扇風機を回すと涼しい風がはいり、作業も捗る。しかし、帰宅して休むとしんどくなり

食事も喉を通らなくなり、熱い湯をコップで数杯飲むと落ち着くのである。

こまめに水分補給をしなくてはとの思いをしたのであった。自然環境の変化もあり、全世界的に温暖化の影響が強く出ているようだ。

年を重ねると感覚が鈍くなり、水分不足で身体がしんどくなってもあまり感じないことがあり、

暖かいお茶などを数杯飲むと柔らくことがある。また身体を冷やすことは慎み、できるだけ暖かくしておくことが健康のためにも良いようだ。

私はエアコンの風が性に合わないのか好きでない。夏も家では殆ど使っていない。

戸を開けると自然の風がスーッと入ってきて丁度良い感じである。エアコンで冷やされた部屋も良いのだが、ほどほどに。

最近のことだと思うが、この熱中症対策として、積極的にエアコンを使いなさいと、テレビで放送されている。

温暖化のために以前と比べ気温が上昇しついにエアコンの利用促進となったのか。

以前は電力の節約をという声が聞かれたがそれが、今では聞こえなくなってきた。

大いに使いなさいとでも言うように。エアコンの効いた部屋から出るとムッとするような生暖かい外気に触れて熱いと、

外に出るのも憚れる始末である。そうかと言って、外で仕事をしている方など、エアコンを背負って仕事をするわけにはゆかず、暑さの中を我慢にしている。

 

(6)ペルー最高峰で邦人女性遭難死  6月27日 愛媛

 ペルー中部にあるワスカラン山(6768m)を登山中の日本人女性が遭難し、

救助隊が25日、二人を発見した。このうち医師の稲田さんの死亡が確認され、

もう一人の寺田さんは意識がありほこうも可能とみられている。二人とも登山経験豊富で

稲田さんは山岳医として活動していた。

 

8 ひとりごと 明浜町山歩きに関わって  令和7年4月

4月初めに西予市明浜支所からメールがあり「都合の良い時に来てほしい」とのこと。

はて何事だろうと思案していたが思い当たることがない。早い方が良いであろうと連絡して、

4月4日に行くことにした。

 行って、見ると支所長・副支所長・昨年までの担当者と3名が出迎えてくれた。

二階へと案内され、「市長からの感謝状の伝達をします」とのこと。もうすでに終わっていると

思っていたら市長から感謝状をいただくことになった。

 考えてみると、私の退職を狙っていたように

(実際は非常勤講師として現役で勤めていた)

現副支所長をしている方、他1名から
平成10年の春に
山歩きの指導をして
欲しいとのことで、快く引き受けたも
のである。

準備もあり、夏ごろから始めましょう
と7月に事前研修を行い、
8月末に大
野ヶ原で第一回を行い、年間4〜5回
のペースでということ
になった。
そうしていると、参加者の中から県外
にも行きたいとのことで、
平成13年
に番外として久住山系に、それ以来、
年1回近県に。

またまた遠征をしたいとのことで中央へ、

 平成16年の夏、大日岳・立山
さらに木曽山脈の北岳へ、山岳会行事と合わせ
 て希望者を募り実施。

中央への遠征時は宇和と宇和島でそれぞれ事前研修会を持ち、スライドにより山の
 雰囲気と注意事項を話し、他の山行時も事前に
要項を配布し安全を期したのです。
 これらの作業には実際に現場に足を運んでいなくてはならず、俗に下見と言われて

いますが、それを兼ねて全日本登山大会、四国登山大会には良く参加させてもらい
 ました。県内の近場でも数回にわた
り下見をして確信を持って、実施したのです。
 おかげで、県内、南予地区には随分と足を運び、昨年「南予の山」
も発刊できました。
 このように続けられたのも参加者などの協力や援助があり、背中を押されて動いた
 結果だと思っています。感謝・感謝です。

本当に楽しい時もあり、また非常に危険を覚えることもありましたが、大きな事故
 もなく今日を迎えることができました。

 これらを合わせて山行回数を集計してみたら200回を超えていたのです。

 初めのころは5〜6年のつもりが27年間も続けることができた。

 最近になってコロナの関係もあり県内のみの時期も2年ありましたが、県外へは行
 くことがありませんでした。
計画はあったのですが。

 ちょうど西予市の財政的な事情もあり、事業の縮小のことも聞き及びこれまで長期
 間にわたり開催できたことに感謝するとともに、私自身も高齢となり、いい潮時だ
 なとの思いもありました。

 つい先般もある方からのメールがあり、「鬼が城山系で出会った方が私の作った本
 を参考に歩いているのですよ」と言われたとのことでした。