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主な内容 -1・-2 はページNO
*-2-行事予定 *-3-総会・月例会記録 *-4-連絡・*-5-行事記録 *-6-報告 A会員情報
・*11-ニュース:*12-ひとりごと
≪シャクナゲ花盛り 手前はバイケソウの若葉 写真提供 藤岡≫
1 山行・行事等の計画
(1) 山行・行事計画 (令和6年 5月・ 6月)
4月28日(日)シャクナゲ山行 鬼ケ城山系
4月28日(土)高串地四国山開き(旧3/20):29日(日)九島24輩様
宇和島スポーツ交流センター
◎ 土曜日 水曜日 ジュニアクライミング教室
◎ 毎週水曜日午後 シニアクライミング教室・・
※ 上記以外に 個人的な山行などあります。
(2)月例会 《令和5年度 開催予告》
期日:令和6年 5月 7日(火)19:30〜
場所: 宇和島市スポーツ交流センター 会議室・・
月例会 行事・山行報告・・・
次回は 6月4日(火) 7月9日(火)
2 会 議 総会 月例会
令和5(2023)年度 総会・例会 報告
期日 令和 6年 4月 9日(火) 総会
参加者:有田 河野 城戸 豊田 中島 西田 西村 橋本 広瀬 藤岡
前田 毛利 12名
司会進行 (豊田) 記録( )
1 @ 代表挨拶 (西田)
2 報告事項 令和4年度
◇ 山行・行事等 実施報告(西田)別紙
◇ 会計(藤岡・毛利)別紙 ◇ 監査報告(上杉・島田)
◇ 県岳連その他の報告・・・(豊田 他 )なし
3 議案事項
(1) 令和5〜令和6年度 役員改選と組織 1 ・・
令和6年は基本的に継続 交代者あり
代 表 西田 六助
副代表 有田 信彦 橋本 暁 ・理事長 毛利 正光
リーダーL (登山) 有田信彦 ・(クライミング) 橋本 暁
事務局(豊田) *会計(藤岡啓子・毛利正光)
*監査 上杉瑞穂 島田重徳
【*印交代】 会計:藤岡☞上杉へ 監査:上杉☞ 藤岡 ・・・
対外的な分担:省略。
◎ 日本スポーツ協会・県スポーツ協会など対外的な窓口・・( )
* 広域スポーツセンター:総合型スポーツクラブ関連 橋本
* 宇和島市スポーツ協会関係 理事長(毛利)
(2)新役員・・・
(3) 次年度 計画・予算など ・・・別紙
計画書・日程表・予算書・市スポーツ協会(登録申請書他)
10月ごろに市スポーツ協会主催の「スポーツ体験会」あり
(4) 令和6年度行事基本計画
ア.例会など 期日:月の3〜9日までの火曜日 19:30〜
場所:宇和島スポーツ交流センター ≪会を盛り上げましょう≫
イ.一般登山・・山好きな方の発掘 ≪登山の楽しみを若い方に≫
鬼が城山系・石鎚山系 その他 ・・積極的に入会を勧めましょう・・
ウ. クライミング教室・・・≪選手の発掘と啓発≫
・宇和島スポーツ交流センター ・大洲青少年交流の家
* 未来のトップアスリート事業の推進・・市からの助成・・・(毛利・橋本)
エ.日山SC協・県岳連・四国岳連など上位団体 広域スポーツセンター
オ.入会の勧誘をお願いします。一人でも若い方に入会してもらい、特に登山関係
の若返りを図る。
(5) スポーツ安全保険 に加入しましょう。
傷害が生じた時にその責任を問われる事項が多くなっています。
クラブ規約にも事故の保証はその範囲内、未加入者はなしとあります。
(6) 会報『ふみあと』について 原稿依頼と行事( 山行・クライミングなどの報告を
≪メール・FBで可≫
(7)クラブの登録・認証制度・・・令和6年度 提出準備・・
規約(一部変更)・決算・予算・計画書・役員名簿
4 クラブの目標
@ 計画的な運営 A会員相互の連携(相談・連絡・報告)
A 若年者の加入参加と登用・・特に登山関係
5 閉会挨拶( )・・・例会に 例会関係 例会議題 : 別紙
愛媛岳連からの情報がなく、HPにも掲載がなくどうなっているのか・・
副会長さん頑張って。
西田より 昭和の時代より代表を勤めていて、高齢となり身体的にも故障が多く、
次年度は交代させて下さい。
期日 令和 6年 4月 9日(火) 例会に
1 行事・ 山行・クライミング 報告 会報「ふみあと」4月 参照
(1)クライミング 橋本
明浜町俵津のウオールはそのまま設置している。
(2)登山 有田・・・
2 クラブ関連 企画・予定など
(1)クライミング関連
@ 大洲青少年交流の家 クライミング教室 4月21日(日)
地域スポーツ普及事業について計画書発送しました。藤岡
津島町 山本牧場 4月13・14日 移動ウオール
A クライミング部
市スポーツ協会主催の体験会、10月ごろに実施 ウオール持参
(2) 登山部
4月28日 シャクナゲ山行のコースなどは未定・・?
4月13.14日 鬼ケ城山系ピークストレイル関連:プリント配布
ロング:171名(男子146 女子25) ※招待(男子6 女子3)
ミドル:59名(男子48 女子11)ショート:102名(男子73 女子29)
※ ボランテイアスタッフ 92名
(3)その他
・スポーツ保険の追加はありませんか? 9名の申し込みをしました。3/28
3 岳連・県関係
(1)広域スポーツセンターより 松本・伊東指導員教育現場に異動・・
今年度から広域スポーツセンターの職員は、公益財団法人愛媛県スポーツ振興
事業団のプロパー職員が2名担当することになります。 登録料の連絡・・裏面
(2)四国登山大会は・・宇和島担当
9月末(28(土)、29(日)で岳連会長に連絡。 西田
3月24日に四国ブロックの連絡会があり、各県に連絡。会長より返信あり
※連絡したものの実施できるかどうか不安名もあります。・・西田
(3) 岳連ハイキング 岳連会長より
年間6回とし個人会員の募集はしない。一般参加を募る。
4月14日笠松山(愛媛)5月12日出石寺(高体連OB)10月20日ウバホド山(峰蔭)
11月17日出石寺(高体連OB)1月19日成就の森(西条CC)
3月16日面木山(愛大) ※令和7年度から中止
4 その他
西田より 高齢となり、今年度は何とか頑張ってみますが次年度は交代をよろしくお願いします。
次回は総会・例会 令和6年 5月 7日(火)19:30〜
場所:スポーツ交流センター 会議室・・
3.連絡・紹介 【お知らせ】
(1)広域スポーツセンターより
日本財団ボランティアセンター/愛媛大学社会共創学部共催
スポーツボランティア研修@(入門編
日時 令和6年5月18日(土)10時〜12時
場所 松山中央公園 坊っちゃんスタジアム 会議室5
講師 山中 亮氏(愛媛大学 社会共創学部 准教授)
参加者 30名※中学生以上
・コミュニケーションスキル ・スポーツボランティアの楽しみ方など
★希望者のみ 13時〜愛媛マンダリンパイレーツ試合でのボランティア活動 日
(申込締め切りは5月4日(土)P M 11:45)
(2)6月 2日(日)10:00〜12:00
総合型クラブ総会 愛媛県武道館 申込締め切り 5月15日(水)
(3)佐賀国スポ県予選会
第78回国民スポーツ大会(佐賀国スポ)スポーツクライミング競技
愛媛県・香川県・徳島県合同予選会
日時 2024年5月19日(日)
場所 石鎚クライミングパークSAIJO
種別 成年男子 成年女子 少年男子 少年女子
種目 ボルダー競技 リード競技 男女オープン参加も可
申込締め切り 5月6日(月)
詳細は「愛媛県山岳・スポーツクライミング協会」HPを参照ください。
【山行・行事】等 予報 【クラブ関連】
(1) クライミング教室の開催 (大洲)
会 場:国立大洲青少年交流の家 クライミング会場(体育館東側)
「国立大洲青少年交流の家」のご協力をいただき、その施設を使用しての教室です。
対 象:子どもから成人まで 一般対象
開催予定日:令和6年度 注:[愛媛県スポーツ振興会関連]
4月21日(日)予定 5月12日(日)
日程及び時程の変更がありますので下記へ確認ください。雨天のときは中止。
日 程: 09:50受付 10:00準備体操 10:20〜体験教室〜12:30 片付け
13:00 閉会・・・その時の状況により変更あり。
注:日程及び時程の変更がありますので下記へ確認ください。雨天のときは中止です。
申し込み・ ◎ 有田信彦 п@0895-58-4639 e-メール hkymq280@ybb.ne.jp
(問合せ先)住 所 〒798-1105 三間町是能1477-65 ◎主担当として実施
携行品等 運動(クライミング)のできる服装 シューズは会場にもあり〕
大洲青少年交流の家 電話 0893-24-5175 Eメール:ozu-hp@niye.go.jp+
宇和島スポーツ交流センターでの教室
毎水曜日午後1時30分から17時
注:[愛媛県スポーツ振興会関連予定] 施設利用券は受付で購入ください。
詳細はネットで宇和島スポーツ交流センターを検索していただくとありがたい。
※ シャクナゲ山行・・・雨のため中止
4月29日に変更 08:00きさいや広場 09:00鹿のコル 発
三本杭〜ヒノキ尾根 雪輪沢・・・引き返します。
5月26日(日) つつじ山行は詳細未定。
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4 行事・山行記録 *印報告あり 4月山行報告
3/31 大早津 有田、藤堂、宮ア、三好、他4人
4/1 野福峠、明間へお花見 有田、藤堂、宮ア、岩橋、二宮昭子、前田
4/1 三本杭へ白崖から 多田、子ども1名
4/12 大久保山、八面山 有田、藤堂
4/14 トレラン立哨 西田、有田、西村、清水、城戸、木山、重松(以上会員)
三好、宮崎、藤堂、増田、佐川、河野、矢野、對馬、赤松、高松、他3名
4/16 三本杭へ白崖から 藤岡
4/19 大早津(4/17の地震後の点検)有田、藤岡
4/22 篠山 有田、岩橋、藤堂、中村
4/25 黒尊林道の落石除去 有田、藤堂
4/26 黒尊林道の落石除去 有田、藤岡
4/29 シャクナゲ山行 雨のため中止
第1回大洲クライミング教室(雨の為13:30まで)
4/21 子ども1人、一般5人 藤岡 計6人
センター担当延べ人数 8人
5 行事など 実施報告
(1)4/21、今年度第1回大洲クライミング教室です。
雨、曇り、の予報に一喜一憂……結局9時過ぎに小雨が
降ったくらいで、13:30頃までもちました。
参加者、子ども1人、一般6人。
いろいろ課題(注文?)を出して、登って貰ったり、
楽しく登りました。
いつも参加してくれる3歳児は、ボルダリングが様
になっているんですよね!
第2回は5/12(土)です。
※ 大洲ですか!津島分校に、今年の春入学の孫が
クライミング部に入部しました。楽しそうです。
出あったら、サポートをお願いします。
クライミング部に魅力を感じて、高校を選択したようです。
下宿生活をしはじめました。
(2)4月13,14日は、津島町にある山本牧場の『しば桜まつり』でボルダリング体験の
ために宇和島山岳会で移動ボードを設置しました。しば桜はと〜ってもきれいで、
特に14日は暑いくらい天気も良く、マルシェも出店されていたため来場者も多くて、
子供たちがず〜っと登っていました。 島田
(3)鬼ケ城山系ピークストレイル 木山一茂
一時は再び来れないかもと感じた空間に、幸いにも立つことができた上に、
新たな出会い、思わぬ再会に元気百倍
疾風に勁草を知る〜無線を通さず此方には
3者別ルートでの点検下山依頼、彼方へは
こっそりピンチ到来予想の冷や汗ものの辛い
連絡に、いずれもが逆に燃え、「よっしゃ分かりました」の快諾。
その後は無線でこだまのように響く、明るく力強い受け応え、
適切な現場判断に、度々涙が滲んでいました。
まさか彼方のピンチを待ち受けるは、持病に加え、
よりによって怪我中やステージ4が連続するとは
微塵も感じさせない高齢者の連携ラインナップ。
後の現場対応で連絡を交わす高壮年層に頼もしさをも感じられ、
得られた体験と、ただただ好天にも恵まれて負のスパイラルが
止められた強運猛者揃いに、感謝と、オドロキの大団円、
感動イベントとなりました。
※ 西田 この年寄りも立哨に引っ張り出され、
新緑が映える滑床エイドの近くで、力走する選手に励まされました。
6.会員などの情報
@4/26 地震の後の黒尊林道、
結構石が落ちていました。
梅が成方面のシャクナゲはほぼ満開、
ヤマシャクもみっけ!
残念なことは、生きている木を切っていたこと。
A 4月25日。 4月29日のシャクナゲ山行の
準備に黒尊林道の道整備と鹿のコルのトイレ掃除に
行って来ました。道は地震や雨のために土砂崩れを
起こしているところがあり、大きな石は重機で除いて
いただいていました。私たちは、車のタイヤが載る
場所にある石をパンクしないように掃いたり、大き
な木の枝を除いたりしました。鹿のコルのトイレは
思ったより汚れていました。水を持って行ってなかった
ので、完全にはできませんでしたが、一生懸命に汚れをおとしました。シャクナゲ山行が楽しい
山行になるといいなぁ
帰りに気になっていた鬼ケ城山のシャクナゲを見に行きました。つぼみが少なかったので、
あまり期待していなかったのですが、思った以上に咲いていてビックリ。しかもトサミツバ
ツツジとのコラボも見ることができました。嬉しさ倍増でした。いいことがたくさんあった
半日でした。やった
B 4月22日。
「霧の中のアケボノツツジを見に行こう」
やや天気には不安を覚えつつ、篠山に行きました。
雨がパラバラしている第2駐車場の登山口を
出発。出発して、すぐギンリョウソウを発見。
しばらく歩くと登山道の横にアケボノツツジが咲
いているのを見つけました。近くまで寄ってみると、
なんと側にシャクナゲの花が咲いているではありませんか。
アケボノツツジとシャクナゲがコラボして咲いているのは
初めてです。
アケボノツツジが咲いた後にシャクナゲは咲くと思っていたの
でビックリしました。
頂上ではアケボノツツジの花が思っていたより少
なかったのが残念(-_-;)でした。4人 ? 藤堂
帰りに、一緒に行ったNさんが下絵を描いた渓谷案内の看板を見せてもらいました。
温かい人柄、そのままの柔らかいタッチで描かれた素敵な絵でした。
才能がある人はうらやましいです。霧の中の花見、天気が悪い中での山行でしたが
なかなかロマンチックで素敵な山行でした。晴れ渡った日もいいけれど、
こんな山行もいいないろいろな花を見て、大満足した1日でした。
⓸ 4/19 大早津鉱山跡地の岩場に、17日23:14頃
あった地震の影響や落石などの点検に行きました。
ルート下にはほぼ落石は無く、ルート外に少しあった石を除けました。
ルート上の剥がれそうな岩、石は既に除けている為と思われます。
新たな落石かどうかの判定が必要な為、落石は常に除去しています。
東稜のワンピッチまでマルチで登りました。
4/16 三本杭へ、白崖から。
D 鬼ケ城山系トレイル下見
ホンの40日前には、もう無理かも…と観念していた、
碧滴る滑床渓谷から、鬼が城山系最高峰に立つことが
できました。
今週末に迫った『鬼が城ピークストレイル』大会ボラン
ティア・スタッフに向けてのリハビリに、コース整備を兼ねて、
同郷、同好の士が連れ出してくれ、オーバーペースでの復帰に
感謝です南国 四国の左下も急ピッチで春から夏に向かい、
皆さまをお待ちしています。 木山
E 4/3 大早津へ3人で。
西稜と中央壁に上り、西稜2ピッチ目までリードで。
2ピッチ目は垂直感(気のせい?)がありますが、
この充実感が楽しいのでしょうね。
鉱山跡地ですが、ラクも無く良かったです。
F 3月31日。大早津
暑くもなく、寒くもない、よい気候に誘われて、
8人で西予市の大草津にクライミング行きました。
ロープを西稜に1本、中央壁に1本、東稜に1本に
かけて、それぞれが登りました。
東稜にロープをかける時に、このルートでは初め
てマルチピッチを体験させてもらいました。
東稜のテラスでロープ操作をするのですが、場に応じた
操作が難しく、思わぬ時間がかかってしまいました。
ドキドキとワクワクの時でした。よい経験になりました。
その後、中央壁と東稜の右のルートを登りました。
東稜の右ルートは初めてです。
途中、足場も手も細かいスラブが出て来て、ハラハラしました。
濃密で濃い時間があっという間に過ぎて行きました。高松から来られた方もおられたのに、
あまりお話をする間もなかったのが、残念でした。 楽しく遊んだ充実した1日でした。
7:山岳ニュース 他
石鎚神社頂上山荘 2024.4.3 石鎚山東稜の様子
ペンキの矢印にオレンジのテープ。テープは20mくらい間隔に巻かれ、テープの巻いているところほぼ木が切られていました、
最近のことのようです
綺麗だった石楠花のトンネルはもうありません。
どなたが、したのでしょうか?
石にペンキの矢印を描くのはかなりの重罪。
木を勝手に切る行為も大罪です
森林管理署、県の自然保護課、関係各所に報告済みです、
現在対応協議中。
心当たりのある方は先に名乗り出たほうがよろしいでしょう。
※ とんでもないことをするものだと腹が立ってきた。
自然環境の厳しさも分からない、歩きやすくするためと思い、
目先のことのみに走っている初心者ではなかろうかとの思い
にかられた。
4/12日午後、鬼Pトレランのサポートの為の下見に、猪のコルから三本杭まで行ってみました。
最近膝の不調や家庭の事情等で山とは疎遠になっていましたが、鹿のコル付近にはすでにアケボ
ノツツジが咲き、季節は確実に進んでいることを実感しました。鬼Pトレランについては、最初
から協力するという形でかかわってきましたが、それは発案者である大阪のM氏やその後を引き
継いだH氏の人柄と情熱にほだされたからでした。我々登山者の意見を十分に聞き入れ、この人
がやるのであればと安心して協力できたのです。
しかしながら、何百人ものトレラン愛好者がすべてM氏やH氏と同じ自然観や考えを持ってい
るとは限りません。登山道はすべて歩き易い方が良いという単純な見解で山道の整備を行うと、
現在問題になっている石鎚山東陵の樹木伐採やペンキ印の方向に進んでいく可能性があります。
そのことがあってここに再考してみることにしました。
トレールランナーがロードではなく山道(トレー
ル)を走りたいという気持ちを持っている点では、
山の自然が好きという登山者と何ら変わりはない
と思います。トレラン愛好者個々が行う普段の
活動については問題ないと思いますが、気にな
るのは年一回のトレラン大会のイベントです。
何百人もの人が同一コースでのタイムレースと
なると、競技性や安全性を考慮したコース整備
がどうしても必要となります。
すごく曖昧な言い方ですが、コース整備は必要
最小限にする、というのが絶対条件だと思います。安全で走り易いことが絶対条件であれば
林道や作業道がいくらでもありわざわざ登山道を使う必要はありません。本来登山道は、
人が歩くことによって自然発生的にできてきたものであり、様々なリスクがあるのは当然の
ことです。そのリスクに対処する為に、山に入る人は体力や技術、知識を身に付ける努力を
するのです。そのことは登山者もトレールランナーも同じです。本来山は野生の動植物の生活の
場であり、そこに我々人間が少しの間お邪魔をさしてもらっているだけなのです。
お邪魔虫の人間が、一日だけの遊びのために自然環境に手を加えるなどは言語道断のことでは
ないでしょうか。トレールランナーの皆様にも今一度、こういう観点からの山の自然について
考えていただきたいのです。鬼が城山系の自然をこよなく愛する老登山者の思いです。 有田
8 ひとりごと・・・ 電化住宅
介護保険がまた値上げになりそうだ。介護を受ける高齢者が増えてきており、戦後の団地族
が後期高齢者に仲間入りして来たこともうかがえる。
今でも高いなと思っており、年金の3割は税金や保険関係に吸い取られている現実がある。
少し小遣いに回すことができればなと思うのです。元気で健康で高齢になるのであれば最高な
人生であろう。やはり寝たきりとなり、介護を必要とする方が増えてきたのであろう。
その原因の一つに、現在の住宅事情があるのではなかろうか。例えば、アパート、マンション
住まいが多く、常時、エアコンのお世話になっており、外に出ることが少ない。
人間も自然の寒さ、暑さを感じ、運動により、身体に適当なストレスを発生させることにより、
健康が保たれているのである。先ほどのテレビでも、野菜もストレスを与えないと美味しいも
のにはならないとのことであった。現在の、冷暖房の効いたところに居れば、自然と免疫力が
落ちてくる。体に異常が現れた時はおそらく手遅れであり、施設にお世話にならなくてはならない。
我が家の隣に新しい電化住宅が建てられた。四角な屋上に太陽電池がほぼ全面に張られ、周囲
には窓は少ない。食堂付近がガラス張りであって、出入り口があるのみ。いわば、街中のマンショ
ンを1戸建てにしたようなもので、それよりも密閉されている感じで、洗濯物も室内で済ます。
衣類や布団を太陽に当てることもない。見学にと中に入ってみたが、接着剤の匂いの関係か急に
眼がショボショボとなり痛くなって飛び出た。このような家の住人は太陽に当たることは少ない
のではなかろうか。朝、車で出かけ、職場へ、何処もエアコンが効き、外の空気に触れることは
ほんのわずかである。汗を出すこともない。
夏場汗を一杯に出すと冬場に風邪を引きにくいと言われている。
随分以前に書いた記憶があるが、ある高校登山部で登山のためにリュックを背負って歩きだし
て、数10分歩くと、ある生徒が高熱を出して倒れた。急いで救急車で病院へ、しかし原因が分
からない。自宅へ帰り、冷房の効いた部屋に入るとすっきりして熱も下がった。
冷房病と言われていた。これは冷房の効いた部屋に居て、汗をだす機能が麻痺して、自律神経失
調症なる現象で汗が出なくなり、体内に鬱積して発熱をしたということだ。
小さな我が家ではあるが、窓がいくつあるかなと、寝ながら数えてみると21ヶ所もあった。
夏は窓を開けるとエアコンはいらない。天候により、蒸し暑い時にほんの少し使う程度で、冬の
寒さも就寝前に1時間程度使うのみである。いわばエアコンは好きになれないのかもしれない。
医者にも年間4〜5回通い、10週に1回、薬代も含め3000円程度。もう少し医者通いを
しても良いのではと思うことがある。保険料は高いのに。
要は外に出て、外気に接し、太陽に当たって運動をしっかりすることで、健康な暮らしができ
るものと思われる。
自然は汚い、怖い、危険で厳しいという発想から、現在の自然界から遊離している現状では要
介護者は増える一方であろう。
動くこと、歩くこと、考えることを止めてしまうとどうなるか、10年ほど前にもらったある
方の年賀状に米寿になったので今までしていたことを全部やめます。年賀状も今回で最後ですと
あった。この方その後すぐに認知症になり、施設の世話になった。この方の年齢を越してしまっ
たが、動ける間は何とか動きたいものと思っている。
「人間も自然界から生かせれている生物である」このことを忘れず自然界と接することにより
健康を保てるのであろう。
住宅産業も一時の快適性のみを求めていると将来、人の寿命を縮める結果になってしまうの
ではなかろうか。
やはり人体にも適当なストレスを与えるような住宅を提供するよう希望します。 西田