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2023(令和5)年 6月     第5-240号   

           会報   ふ み あ と

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主な内容 -1-2 はページNO

*-2-行事予定  *-3-5月例会記録 *-4-連絡・*-5-行事記録 *-6-報告 

 A会員情報・*11-ニュース: *12-ひとりごと(回想)

 

 

 

 

 

 

 

 

 


 

 


 

 

≪里山と宇和文化の里巡り 松葉城址と開明学校≫

1 山行・行事等の計画    

(1) 山行・行事計画

(令和5年6月・7月)   ?は不確定

5月28日(日)グラウンドワーク石鎚(春季環境啓発登山)愛媛県

5月28日(日)つつじ山行 鬼が城山系 目黒鳥屋

  山岳会関係10名、トレラングループ4名の予定です。

花はすでに盛りは過ぎているうえに、串が森方面のオンツツジの花付もよくないようです。

鹿のコル9時集合で猪のコルから出発します。有田

6月1日(木)“明浜山あるきんぐ”笠取山〜大川峯・・悪天のため中止

6月6日(火)09:30〜 月例会 スポーツ交流センター

クライミング教室 6月11日(日)大洲青少年交流の家 

6月21日(水)スポーツ交流センター

7月4日(火)09:30〜 月例会 スポーツ交流センター

7月7日(金)〜10日(月)坂口記念登山 乗鞍岳・・

    終了後、長野岳連 松田顧問さんの別荘への招待があり 

クライミング教室 7月 9日(日)大洲青少年交流の家 

7月19日(水)スポーツ交流センター

   7月 ? 国体四国ブロック大会  期日・場所不明

  毎週水曜日午後 シニアクライミング教室・・宇和島スポーツ交流センター

仲間が増えています。嬉しいことです。

  上記以外に 個人的な山行などあります。

 

(2)総会・月例会 《令和4度 開催予告》

期日令和5年 6月 6日(火)19:30〜  

場所: 宇和島市スポーツ交流センター 会議室・・

 総会・役員改選 行事・計画など

 月例会 行事・山行報告・・・行事予定・連絡・次年度の予定その他

  次回の月例会 6月6日(火)  7月4日(火)

2.会 議 月例会   宇和島市スポーツ交流センター

期 日  5 9() 19:30〜21:00

参加者 7名

  有田 豊田 河野 島田 西田 橋本 前田 

1 行事・ 山行・クライミング 報告     会報「ふみあと」5月 参照

(1) クライミング  橋本

(2)登山  有田・・・会報参照

2 クラブ関連 企画・予定など

(1)クライミング関連 

@ 大洲青少年交流の家 クライミング教室  令和5年5月14日(日)

    今後の予定  会報「ふ み あ と」参照

A クライミング部  

  @ アクチブチャイルドポログラム(ACP) 200,000円・・・希望なしで報告

愛媛県スポーツ協会 5/17締め切り

  5月13日(土)鹿児島国体愛媛県予選会 石鎚クライミングセンター

     宇和島からも少年男女で参加・・

     成年男子4名 成年女子2名 少年男子15名 少年女子9名

(2) 登山部 

  @ 鹿のコル設置予定 説明版 ・・・未定 

見積もりをしてもらったところ、5〜6万円。看板製作、

設置日は、資金をどうしますか。

  A 5月28日(日)つつじ山行・・コース・日程は?

   08:00きさいや広場  09:00鹿のコル  

 

(3)その他

  @ 市スポーツ協会関連

     事業報告決算・予算報告をしなければなりません。

4/12 毛利理事長あて送信

  A 会員名簿  改正の必要あり・・事務局にお願いした。

 岳連・県関係

(1) 岳連総会は? 実施の可否・・・不明

(2) 5月14日(日)10:00〜愛媛県総合型クラブ総会 愛媛県武道館会議室 

参加なし・・・全国への会費2000円 要

(3) 5月21日(日)岳連ハイキング 宇和島担当 

卯之町 里山と宇和文化の里巡り

(4) 5月28日(日)愛媛県自然保護課主催 グラウンドワーク石鎚 

午前9時土小屋集合        裏面参照

4 その他

  6月1日(水)明浜 笠取山・大川峯・小田町桶小屋より 

 次回は例会 令和5年6月6日(火) 19:30〜 

場所:スポーツ交流センター 会議室・・

※ 綜合型クラブ会費 全国・2000円+県内・5000円 支出

 

3.連絡・紹介 【お知らせ】

【山行・行事】等 予報  【クラブ関連】

(1) クライミング教室の開催 (大洲)

会 場:国立大洲青少年交流の家 クライミング会場(体育館東側)

「国立大洲青少年交流の家」のご協力をいただき、その施設を使用しての教室です。

 対 象:子どもから成人まで 一般対象  

開催予定日:令和5年度  注:[愛媛県スポーツ振興会関連予定]      

5月14日(日)  6月11日(日)  7月9日(日)  8月13日(日)

9月10日(日)  10月8日(日) 11月12日(日)  12月10日(日)  3月10日(日)  

日程及び時程の変更がありますので下記へ確認ください。雨天のときは中止。 

日 程: 09:50受付   10:00準備体操   10:20〜体験教室12:30 片付け  

13:00 閉会・・・その時の状況により変更あり。

注:日程及び時程の変更がありますので下記へ確認ください。雨天のときは中止です。 

申し込み・ ◎ 有田信彦  п@0895-58-4639  e-メール  hkymq280@ybb.ne.jp

 (問合せ先)住 所 〒798-1105 三間町是能1477-65  ◎主担当として実施

 携行品等 運動(クライミング)のできる服装 シューズは会場にもあり〕

大洲青少年交流の家 電話 0893-24-5175  Eメール:ozu-hp@niye.go.jp+

令和5年度については大洲青少年交流の家と宇和島スポーツ交流センターでの

計画があります。後日、日程など企画します。

宇和島スポーツ交流センターでの教室  毎水曜日午後1時30分から17時

注:[愛媛県スポーツ振興会関連予定] 

[ 7月19日  8月23日  9月20 10月25日 11月22日]

(2) 岳連ハイキング   5月21日(日)  里山と宇和文化の里巡り

   08:30下松葉下池 到着  08:40 出発〜〜09:30 松葉城址〜10:40米博物館

  休憩 11:00 発〜11:30 御篠山・・(昼食)12:3013:30 中ノ町 〜〜14:00 雨山

公園〜県立文化博物館1周〜15:00 明石寺 1:30  バス乗車

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行事・山行記録 *印報告あり

528のツツジ山行、賑やかに出来るようです。有田さんと藤堂さんが行きます。

5月の山行報告

427   梅が成方面にシャクナゲを観に。帰り、鹿のコルでゆっくりする。

  有田夫妻、藤堂、二宮()、矢野、西村、古島、岩橋、上田、加藤、藤岡

54     鹿のコルの公衆トイレの掃除、鬼が城山 有田夫妻、中村、藤岡

512    岩黒山  有田、藤堂、前田

516    皿が嶺  有田、藤堂

521    岳連 宇和町里山と文化の街歩き 西田、有田、藤堂、藤岡 松山から17

522    大川嶺 有田、藤堂、赤松夫妻、古島、岩橋    

525    筒上山ぐるり   有田、藤堂、宮ア、岩橋、藤岡

5月25日 西田 大川峯へ明浜山関連下見 さわやか山遊会 峯本岳連会長と出会う

大洲クライミング教室

514    中、小学生、幼児 8人、大人 14人 計 22

センター担当延べ人数  11

 

行事など 実施報告  

(1) 514 2回大洲クライミング教室は、

小中学生幼児8人、大人14人の参加でした。

8年程振りに来て下さった3人の方はボルダリングや

トップロープをしたり、子ども達も走り回ったり

遊びながらクライミングを楽しんでいました。

その後宇和島スポーツ交流センターに移動し、

引き続きクライミングをしました。

 





 

 

(2)517() シニアクライミング教室に12

人の参加がありました。

ボルダリングの、登れなかったコースが登れる

ようになったり……少しずつ納得のいく登り(

に、カッコよく❣️)を目指して、楽しく頑張って

います。

 

 

 

 





 

 

(3)鹿児島国体 愛媛県&香川県予選会 

5月13日(土) 場所:石鎚クライミングパークSAIJO

 愛媛県成績 参加人数 @Aが県代表 Bは補欠

  成年男子 5名 @大政涼 A清水裕登 B山本恭也 C佐武龍一 

  成年女子 2名 @相原麻奈美 A川端日菜 

  少年男子16名 @片岡未来 A向井颯柾 B真鍋竜 C坂本聖央 

  少年女子 9名 @梶原心葉 A松友菜衣果 B橋本心愛 C小池彩織

 運営もスムースにできました。応援をよろしくお願いします。

 

(4)岳連ハイキング関連 西田

@ 5月4日(木)午後より 歴史

文化博物館上部の俳句の道周辺

俳句の碑と新四国のお地蔵さんの

前だけ見えるようにしておきまし

た。

A 5月11日(木) 日蓮宗本如

院の墓地から松葉城址近くまで行き、

御篠山から新四国を下る。新芽が

出たばかしで道はきれいでした。

※ 帰宅してメールを開くと有田さん経由で、西予市役所経済振興課より連絡があり、

「新聞で見たのだが、コース上の道について良くない所があればなおします」と市

民の方からありましたので・・という内容でした。上記の件と要項を送信しました。

コースは市民の方が多く歩かれている箇所が多いので快適に歩かれると思います。

B 本 番

21日愛媛岳連主催の県民ハイキングが参加者21名で、卯之町の下松葉下池をス

タート。松葉城址、米博物館、御篠山、中ノ町、俳句の道、歴史博物館、明石寺ゴー

ルで案内しました。

このコースは地域住民の憩いの場でもあり、途中何人かの方たちにお会いしました。

コース設定で、さて終日、歩くにはどうすればよいかと思案したものです。

 好天に恵まれ、少人数(以前は100人以上を案内していました)であり、ゆっくり

と歩くことができ、米博物館では市役所の担当から話もあり、近くにある大釜につい

ては私から話をさせてもらいました。終戦前後狩浜の網元にはこの釜で木綿の漁網を

腐食防止のため染めていたのです。

 この会は登山中心でしたが、今回、趣向を変え「里山と宇和文化の里巡り」として開

催しました。山の中は涼しくて気持ちが良かったのですが、アスファルト道になると

暑くて汗ダラダラの状態でした。そんなに歩いていないと思ったのですが、歩行計に2

万歩近く出ていました。  西田


  

≪松葉城址≫

 

521 岳連ハイキングで、21人(内、宇和島から4人参加)

下松葉下池から松葉城址へ。

米博物館に寄り、一休みの後、御篠山へ。ここでお昼を。

それから中町へ下りて、いにしえに想いを馳せながら

ゆっくり街中を歩きました。古い街並みが心を癒して

くれるようでした。その後、俳句の道を上り、歴博、明石寺まで。

帰り着いた。

どんぶり館で食べたアイス🍨の美味しかったこと❣️  藤岡


 

≪新四国 米博物館前に設置されている大釜≫

 

(5)5月28日(日)つつじ山行 報告は次回に 参加者11名

 

6.会員などの情報 

@ 525 筒上山ぐるり、5人で。

シロヤシオの花盛りを見に行きま

したら、ヒカゲツツジ、ミツバツツ

ジ、シャクナゲもまだきれいに咲い

ていました。オオカメノキも。

花三昧の一日でした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

A 5月25日(木) 西田 大川峯へ 明浜山関連 下見

 さわやか山遊会  峯本岳連会長と出会う

来週は天気が悪いのですが、明浜関連の山行きがあり、大川峯まで車を走らせました。

すでにミツバツツジの花はダメでした。

 大川峯の分岐でマイクロバスが止まっていて、少し登って駐車場に車を置き遅い昼

食、大川峯へと思い下って行くと数人の方がいた。「西田先生でしょう」と声をかけら

れ、見たことがあるなと思っているとなんと、傍に峯本岳連会長がいて、久しぶりの奇

遇で驚きました。さわやか山遊会の月例山行でした。

 先般、コロナワクチンの接種をし

てから、風邪気味で、頭は重いし、

休みたいなとの思いで出かけたので

す。

 小田から獅子越峠を越え、桶小屋

へ。そこから引き返し、真弓トンネ

ルを経て久万高原町へ。すでに12

時になっていたが、御三戸嶽の河原

に下る。引き返して、美川大橋から

大川峯方面へ。いたるところに「四 
国カルスト方面は落石のため通行出ません」
の看板あり。大川峯下方の分岐で通行止めのゲートがあり。
桶小屋で梼原方面への440号に出ようかと思ったが、
今回のコースを走ってみようと引き返したのです。
     ≪大川峯分岐にて≫         今日は山に登る気はなく、道路事情の調査が主
                      であり、峯本会長などとしばらく一緒した。カメラの電池切れで、スマホの写真でした。

 

 

B Syusaku Nakajima

久しぶりのボルダー開拓 

アチアチアプローチでした。

 

 

 

 

 

 

 

 



 

 

 

 

C 523日。

 大川峰にミツバツツジを見に行きました。

 旬には少し遅かったようで花は茶色になって

いました😢残念です。

 でも、花も夜目遠目笠の内‼️遠くから見たら山

の面ががピンク色に染まって美しかったです。😆🎶✨

 大川峰のミツバツツジは一帯の山全部に広が

っているので、稜線を歩くとミツバツツジのパノ

ラマが次々と現れ楽しませてくれます🎵青空に

映えるミツバツツジの群落見ながら、のんびり稜

線歩きました。

 

 

 




 

 

D 石鎚山系岩黒山周辺のアケボノツツジ

とヒカゲツツジを見に行ってきました。アケ

ボノツツジは少し盛りを過ぎていましたが、

テンコモリの花付の良い木が何本もあり綺

麗でした。ヒカゲツツジは今が旬で、丸滝小

屋から筒上山分岐にかけて沢山咲いていま

した。黄色の花なので新緑の中では目立ちま

せんが、控えめな雰囲気が素敵です。シロヤ

シオは昨年、殆ど花が咲かなかったようです

が、今年はどの木も大咲きのようです。5

下旬が見頃のように感じました。今の季節は山の花を見に行くのが楽しみです。

 

 

 

E 5/6、まだ開花しているシャクナゲを見に行っていなかったので、5人で桧尾根

を目指しました。鹿のコルからトラバース道

猪のコル八面山熊のコルタルミ桧尾

根へ。

今年は花芽が少ないので、期待薄でしたが、な

んのその、ここ桧尾根は丁度八分咲きの花が沢

山咲いていました。そこから雪輪沢を少し下っ

たら、ヤマシャクヤクが見事に花芽をつけてい

て、こんなヤマシャクヤクの群落を見たのは初

めてでした\(^o^)

少し曇っていたせいか、アカショウビンの鳴き声を行き帰りに聴き、仲間のお一人は、

山道の少し下の木の陰にいた若い鹿と目が合ったとか❣️もちろん鹿さんスタコラサッ

🦌(^o^)

帰りに三本杭へ寄り、八面山の下方のトラバース道から大久保山経由で鹿のコルへ。

 

 

 

F 54 鹿のコルにある公衆トイレをなんとか

しなきゃあ!と、お声がかかり、4人でお掃除に

行ってきました。リーダーが、お水を沢山運んで

来てくれて、とても綺麗になりました。

その後、シャクナゲの花を未だ見てないお一人を

ご案内して鬼が城山へ。ぐるっと周って下りてき

ました。まだ見事に咲いているシャクナゲの花が

ご褒美でした。  藤岡

 


 

 

G 427午後 11人で黒尊林道から梅が

成方面へ、シャクナゲを見に行きました。

散策の後は、恒例のcaffeeシカのコルで

、コーヒーやおやつをいただき、旧交を温め

ました。

 

 

 

 

 




 

 

511 山友の夢旅人さんの薔薇のお庭に

お招きいただき、4人でお邪魔しました。

お花もお話もお茶も、ご馳走様でしたm

帰りに三島神社にも寄せて貰って、お神籤

も引きました。🙌😄こんな素敵なお神籤でした。

 

 

 




 

報告 

(1)第1回京都嵐山トレランの備忘録  木山 一成

国内トレランの系譜に繋がってきたマウンテンマラソン30年の歴史を引き継ぐか

のように、西の名所巡りで初回大会を催されると知りました。

先月、富士の裾野で会った際のご様子も気に

なり、憧れの地で初回大会を催されるならば

と、間ひと月足らずだけれどもと、上洛。

西行、定家、芭蕉、去来という旅や歌、俳

諧の先達が住み、司馬遼太郎や森浩一の著

が徘徊への誘いとなったものかもしれま

せん。

他界の報が続いたので、先人の薄葬の信条に

惹かれてという訳ではないでしょうが

スタート&ゴール開閉会式場に辿り着け

なかったら辛いので、前日は下見に嵐山公

園を周遊。

手入れされた竹林で、どこの国かと思うくら

いタンクトップや短パン、ミニスカートに着物や浴衣を着た、海外からの観光客の人

波に揉まれてきました。

カラフルで多様な体形と衣類は、修学旅行生の制服姿とは、好対照でした。

同時刻に野辺山ウルトラマラソンでは、鹿がランナーに激突し吹っ飛ばされた方は全

治2週間で顔面にも大怪我とか

熊が人里へ降りて来始めたために、今冬から19年振りに狩猟解禁になった京都市周

辺ですが、主催者の注意喚起に従って鈴を提げ、無事に帰着できてひと安心です

ホームページの謳い上げ、看板に偽り無し❣️

人の手が入った半自然との共生の中で、暮らしを続けてきた歴史と文化遺産、景観と

草花の彩りに包まれ続け、29まで上がった京都の暑さを山中の緑陰で凌ぎなが

ら、遥か遠くまで残りそうな夏の日射しと快汗とを味わうことができました。

ゴール前のフィナーレでは、ラッシュアワーの車内のような観光客の人混みで、足元

よりも人の頭上越しに竹を眺めるだけで、少しずつ動いて流されるような移動渋滞に

任せ、押し出されるように竹林を抜けた時には観光地に戻った気分も満喫、やれやれ

でした。炎天下となってのご苦労に感謝です。

道路を渡って嵯峨小学校前へ渡った途端、ピカピカの外車からバラバラっと降りて来

たコワモテ達に取り囲まれ

「男だけじゃけん酒しか無いぞ」と、半世紀ぶりの高校同級生達のありがたい出迎え。

邸宅へ拉致され大盛り上がりの宴。

今日は市中引き回しの『景』で修学旅行見どころ再演でも、午後は三条河原ではなく、

列車に乗れる筈たぶん🎶



 

(2) 有田信彦 思い出の山行 @

あっという間に後期高齢者となり体が思うように動かなくなった今、昔の山

行を振り返り、会心の山、ヤバかったことなどを書き残しておきたいと思い

ます。

1976年の11月下旬、剣岳の剣尾根に3人で登りに行きました。私が28才の時です。

剣尾根は尾根末端のR10が取付きですが、12月に入ると富山県条例で池の谷に入れず、

仕方なく11月下旬に入山したのです。1

目は小窓尾根1600m台地、2日目に剣尾根

R10-ドームピーク、3日目に剣尾根の頭付近と

順調に進みましたが、3日目の夜のテント

内で私は高所性肺水腫になり、息が苦しく

横になれず、一晩中座ったままで深呼吸を

続けていました。喉がゴロゴロと鳴り、意識

的に呼吸しなければ呼吸困難になり眠るど

ころではありません。

4日目の朝は食事もとれず荷物を担いで立ち上がるのが精いっぱいで、とて

もラッセルどころではありません。死にもの狂いで最後尾で剣岳頂上を超え、

何とか伝蔵小屋(早月小屋)にたどり着くことができました。伝蔵小屋は標高

2200m程で、ここまで来ると私の呼吸困難はウソのように消えてなくなり、

ここからは先頭に立って馬場島まで雪の中を走るようにして下ることができ

ました。思えばこの時は、高所性肺水腫などの知識はまったくなく、会社で

の連日の残業疲れと、リーダーとしての責任感などの睡眠不足で体調不良に

なったくらいにしか思っていませんでした。

しかしながらこの時の異様な苦しさは、私のこれまでの全山行の中で一番の

苦しい思い出として残っています。生命力に溢れていた当時は、苦しかった

けれどたいして危機感も感じず、無事に帰って来れたのは自分の実力だと錯

覚していました。今思えば、単に運が良かっただけだったような気がします。

生きて帰れて良かった!!


7 スポーツ・登山ニュース

@ 29日 梅雨入り。例年より1週間早い。

A ツガザクラ 盗掘止まず。 新居浜 銅山峰に自生の天然記念物

 痕跡 今年も40ヶ所以上「明らかに人為的」

B 27日 「いいなんよ!ウルトラ行脚」詳細は次回に


 

8 ひとりごと・・・・・回想 1 神戸  西田六助

 知人の橋本EさんがHPや新聞などで神戸のことをよく書かれていたので、思い出し

て若かりし頃の神戸との関連を少し書いてみた。

 1年制の海員学校を卒業し、昭和30年7月、柳

行李一つ持って、国鉄三ノ宮駅から海岸に向けての

石畳みの道を、見るのも珍しく、果たして行き着け

るのだろうかと不安を抱えながら歩いた。神戸港は

櫛の歯のように岸壁があり、何とか第3突堤に停泊

中の貨物船・興国丸(7000Gトン)に到着。

艀も多く係留され、ウインチでの荷役で忙しく動い

ていた。見上げる大きさに驚きながらもタラップを

上り、当直員にこれから乗船を告げ、部屋に通され

た。4人部屋で、暑そうな部屋であった。緊張の連

続であったが、一安心した。これから見習いのボー

イ丁で、船員生活が始まるのである。

 出港時、船長は制服を着て船橋で指揮を執っており、機関長も制服でデッキを歩い

ていた。ワア!随分と職域によって大きな差があるのだな、やはり海技免状を取らな

くてはいけないと思ったものでした。

 私にとっての初航路は中近東で、香港、シンガボール、アデン、レッドシー、スエズ

運河を抜け地中海に入り、シリア、イスタンプール、ラッタキア(アテネの外港)、カ

イロなどを巡る3か月の航海であった。

 そしてカリブ海航路、世界一周の航海など珍しがりの私には何もかもが新しく思え

たのです。3か月から4か月での航海で神戸に入港したのです。

 横浜より神戸の方に愛着があり、帰港して正面に六甲山の山並みを見て、神戸市役

所横の花時計を見ながら、三宮駅への石畳の道を歩くと日本へ帰ってきたという感触

を抱いたものである。三宮からガード下を通り元町へ、そして新開地などへと足を運

んだ。

 休暇で帰省する時には、船員会館で一泊し、その後もちょくちょく利用した。

 乗船履歴を付けて、芦屋にある運輸省立海技大学校特修科へ、免許を取得して再び

船へ、部員の時と待遇が違い、食事の時もボーイが傍に付いており一人部屋で、部屋掃

除もしてくれていた。

 この時、同じ年齢で、商船大学卒の一等機関士、商船高専卒の二等機関士、三等が私

で、やはりまともに学校を卒業していなくてはと思ったものです。

なにはともあれ、士官の仲間入りをしたことで少し満足でした。しかし、足かけ2年ほ

どして、もう少し勉強をしたいなと思い、2年制の本科に行きたくなり入学。20代も

終わりに近くなり結婚して、この2年間は新婚生活を楽しむことができました。

 この時、里の家の近くの方で2歳年上の方と三宮でばったり出会い、後日連絡をも

らい、堺俊二(正章の父親)の舞台を観覧し、こんな舞台は初めてであり非常によかっ

 

た。たまに思い出すのですが、彼はどうしているかなと、もう一度会ってみたいものだ

と。

 そして、芦屋からロックガーデンを経て、六甲山登山なども行った。

丁度、10年間の船員生活であったが、20代の貴重な思い出である。

 最近では当時の同級生何人かが集まって、神戸山手の海員会館で同級会を行った。

コロナの始まる時にも計画していたがついにお流れとなってしまった。

皆さん高齢となり、あの世とやらへ旅立たれ、寂しい思いをしている現実がありま

す。

 

 

昭和37年

最後に乗船していた大同海運(当時)の高来丸(7600GT

昭和38年にジャパンラインとなる。

同窓会の折に徳島県の同窓生から送られたものです。