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第一回「2002年のBEMANIシリーズ」(2002年1月掲載)


97年末に初代BMが登場して以来、約4年続いているBEMANIシリーズ。
以降、98年〜99年にかけて最盛期を迎える訳ですが、2000年にはブームを落ち着きを見せ、そこから現在に至るまでは、様々な試みがなされている「模索期」と言えると思います。
今年のBEMANIシリーズの動きも前年同様、細かい変化はあるものの、大きな変化は見せないだろう、というのが私の予想です。

ただ、個人的に気になる事もあります。春発売予定の「麻雀格闘倶楽部(マージャンファイトクラブ)」。
これは、NTTのADSL回線を使用し、全国のお店との通信対戦を可能にする、画期的なものです。
従来より、BEMANIシリーズにも、通信回線を使用して新曲の配信を行うサービスが検討されているので、もしこれが普及するような事があれば・・・という期待もあります。
しかし、実際にはまだADSLの普及率が高いとは言えない事、VF4に使用されている「フレッツISDN」や今年普及が見込まれる「Bフレッツ」といった回線の統一性を考えると、今年中の実現は低いと考えざるを得ません。
実現するのであれは2003年以降でしょうか・・・


次は、各シリーズの今後の方向性の私なりの予想(願望)です。

1:BM、BMIII
2月発売予定の7thMIXは、新しいアクションの導入等で更なるゲーム性の向上を目指すみたいですね。
是非ともBM本来のテーマ「最新のクラブミュージックをゲーセンで」を忘れることなく、頑張ってもらいたいものです。

2:BMIIDX
間違いなく、現在のBEMANIシーンを引っ張っている存在故に、難易度の上昇や、選曲がポップな方向に行ってしまうのはやむをえない事なのでしょうね。どんどんボリュームアップを続けてきた本作ですが、そろそろ新しい方向を見つける時期なのではないでしょうか。

3:DDR
MAXで心機一転を図った本シリーズ。しかし、若干敷居が高くなった感もあるので、次回作はマイナーチェンジといった程度に収まるかな?

4:GF、DM
楽器シミュレーションゲームという側面を持つ本作。それ故に「本物を超える事は出来ない」という宿命も背負っている訳で、他のシリーズの様に新しいゲーム性を導入する事が難しいのですが、GF7thでは新アクションが導入されるようで・・・
まだまだ私が思っていたよりも可能性が残されているようなので、このシリーズに関しては私の想像を超える展開もありうるかもしれませんね。

5:ポップン
IIDXと同じく、多くのファンに支えられているこのシリーズ。その変遷もIIDXシリーズとよく似てきました。
7ではマイナーチェンジに抑えられましたので、次はもっと思い切った変更をしても良いかもしれません。


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